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横浜中華街の謎のウワサ「最初の客がチャーハンを注文するとその店がもうからない」のは本当か?

ココがキニナル!

横浜の中華街には、「最初の客がチャーハンを注文すると、その日は儲からない」というジンクスがあるらしいです。中華街の料理人さんにそのジンクスは日ごろ当たるものなのか取材して!(だいさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜中華街のチャーハンを提供する店30店舗に聞き込みジンクスを知っていたお店は3軒。あるにはあるが、もうほとんど誰も知らず、気にもされていない

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ライター:山崎 島

みなさんは「自分ジンクス」があるでしょうか? ザキヤマは「出かける前、時間にゆとりがあると高確率で遅刻する」というジンクスがある。単に余裕ぶっこいて寝てしまったりするだけなのだが・・・が、人のジンクスを聞くのは面白いし、飲み会などでのネタにもなるのでおすすめ。

そんな飲み会を盛り上げてくれるジンクスが、横浜中華街にもあるという噂を聞き、新年会へ向けて裏を取るべく、中華街をうろうろしてまいりました。



ひたすら聞きこむ



今回は、より正確な売上を把握しているであろうフロアのスタッフ中心に話を聞くことにする。
 


中華街善隣門のとこ


まず、最初に入ったのは横浜大飯店。
 


1952(昭和27)年開業の同店は食べ放題のほかに単品でのメニューもある

 

お話をお伺いした武田さん


武田さんはこちらに勤めて約30年のベテラン。さっそくジンクスのについてお聞きしてみると・・・「聞いたことありませんね」と苦笑。件(くだん)のジンクスだけではなく、ほかのジンクスも聞いたことがないそう。
 


2軒目は大珍楼(だいちんろう)


開業して約20年目という、食べ放題メインの同店。受付の永治(えいじ)さんはジンクスについては「聞いたことない」そう。件のジンクスが流れる理由って何だと思いますか、とお聞きすると「一番最初にチャーハンを頼むということは、前菜などの料理の注文も入りにくいですし、単価も安いので儲けが少ないってことなのでは」とのお答え。たしかに、チャーハンを食べたらそれだけで満足しちゃうもんな。
 


3軒目は慶華楼。わー「黒チャーハン」だって
 

店長の董(とう)さん


慶華楼は1968(昭和43)年開業のお店。ジンクスについてはやはり「知らない」「そんなの信じなくていいよー。小さい子どもが信じるようなことだよー」と笑っていらっしゃった。そのご様子からすると、全然思い当たることがなさそう。
 


ここまではまだ元気


編集部・山岸と「いやーみんな知りませんねー。ジンクス自体、実はないんじゃないのー??」とか言いながら朝の中華街を練り歩く。4軒目は緑色のチャーハンで有名な翡翠楼へ。
 


開業10年目。名物の翡翠チャーハン
 

シャイな店長・林さん


オリジナルチャーハンがイチオシの同店では、件のチャーハンジンクスってとても縁起が悪いのではなかろうか、と思いつつ、恐る恐る聞いてみました。

「初耳ですね。うちの店は朝一番で翡翠チャーハンが出ることが多いですが、そんな事実ありません」とおっしゃっていた。人目を引く緑のチャーハンはジンクスなんかはねのけて逆に福を呼ぶぐらいの勢いなんでしょうか。ありがとうございました。
 


5軒目は東光飯店
 

一番乗り


と、本当に性格が悪いと思うのですが、開店一番にチャーハンを頼むとこの日の売り上げは悪いのか・・・? 実際に検証させていただきました・・・本当にすみません。
 


チャーハンが充実している東光飯店
 

大きなエビがうれしい蝦仁炒飯(エビチャーハン、800円)と
 

具だくさんの餡がかかった名物・東光炒飯(1000円)を
 

いただきました


うまー!! どちらもボリュームがあり、最後まで飽きないお味。これは開店一番にでもいただきたくなります。
 


とても感じよくお話ししてくださったスタッフの米沢さん


完食後、この日お店にいらした米沢さんにジンクスについてお聞きしてみた。やはり聞いたことがないそう。「ここのチャーハンは美味しくて人気なため、むしろどんどん出てほしいです」とのこと。ジンクスの理由についても、見当がつかないそうで「中華街じゅうにチャーハンはありますし・・・」と考えられていた。

この日の売り上げについて、また後日伺うことにして、お店を後にした、東光飯店さんほんとすみませんでした・・・

ここからさらに聞き込みを進めたが、ジンクス自体を知っているお店がなかなかなく・・・中には「そんな根も葉もない噂なんて不愉快」と取材をさせていただけないお店もあった。

 


6軒目・興昌のご主人も「知らないね」
 

7軒目・牡丹園。開業38年目


美人ママの林さんも「お店をやっている友達の間でもそんな話題は出たことがないです」とのこと。
 


ごろっと牛肉が豪華な牛バラ炒飯(1000円)
 

8軒目・好々亭(はうはうてい)。開業30年目


「そもそも中華街のジンクス自体聞いたことないです」と店主の石井さん。
 


9軒目・はまれぽでもおなじみの愛群(あいちゅん)。開業25年目
 

「お、漫画描いてる?」とザキヤマのことを覚えていてくださったお父さん


愛群のお父さんにお伺いしても「聞いたことがない」そう。「美味しいからうちはよく一番にチャーハン出るよ」とにこにこしてらした。
 


甘かったかも・・・とこの時点で気付き始める

 
 
心が折れそうになったその時・・・ついにジンクスを知る人物が!!≫