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9月17日オープンした「カップヌードルミュージアム」はどんな施設?

ココがキニナル!

9月17日にオープンした日清の「カップヌードルミュージアム」はどんな施設ですか?(なち☆さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

子供たちが「クリエイティブシンキング」を体験できる、体験型食育施設です。自分だけの「マイカップヌードル」なども作ることができます。

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ライター:河野 哲弥

「メイド・イン・ジャパン」。

そんな言葉を久しく聞くことのできなかった日本で、世界に誇ることのできる食文化を発信する体験型食育施設が、9月17日、みなとみらい地区にグランドオープンしました。

それが、「カップヌードルミュージアム」。

はたしてどんな施設なのか、見どころは何なのか…。
そこで、一般公開に先駆けて16日に行われたレセプションの様子をレポートしてみます。

これから行こうとしている方も、まだどうしようか悩んでいる方も、是非参考にしてみてください。
 


中区新港2丁目にオープンした、同施設外観




その目的は、未来の発明家を育てること



内覧に先立ち、運営元である日清食品ホールディングス株式会社(以下、「日清」) による合同記者会見が開かれました。
 


冒頭の記者会見で施設の目的を話す、同社CEOの安藤宏基氏(左)
 

同施設をプロデュースした、佐藤可士和氏


施設を貫くコンセプトは「クリエイティブシンキング」。
未来の日本を担う子供たちに必要なのは創造的思考なのだとか。

このため、特に小学生を中心とした子供たちに、今や世界で年間約1,000億食が消費されているインスタント麺の発明者、「安藤百福(ももふく)」氏のようなベンチャーマインドを身につけてほしいと建てられたのが、この「カップヌードルミュージアム(正式名称:安藤百福発明記念館)」なのです。

その詳細は、館内の様子を見ながらご説明していきます。



2Fは「クリエイティブシンキング」のフロア



一階の受付を終えると最初に通るのが、この「インスタントラーメンヒストリーキューブ」。
 


約3,000食のカップラーメンなどが並ぶ「ヒストリーキューブ」

 
1958年に初めて作られた「チキンラーメン」を皮切りに、日清 の製品以外のものも年代順に並べられています。
その数はなんと3,000食。一年の間に誕生する新製品は日清だけでも約300種、他社でも約800種あ り、これでもほんの一部なのだとか。
 


「チキンラーメン」が誕生した「発明小屋」
 

大胆な発想の源、「クリエイティブシンキング ボックス」


さて、インスタント食品の生みの親安藤百福氏は、誰もが考えつかなかった大胆なアイデアを、どのようにして実現したのでしょうか。そのヒントとなるのが6つのキーワード。

「まだないものを見つける」からはじまり、「なんでもヒントにする」、「アイデアを育てる」、「常識にとらわれない」、「タテ・ヨコ・ナナメから見る」、最後に「あきらめない」と続きます。

2Fには、そのそれぞれをモチーフとした展示が繰り広げられています。
 


一見、カップヌードルのオブジェのようだが・・・
 

メッセージが隠されている(着色は画像処理)


この「creative (クリエイティブ)」の他にも数々の単語が発見できるはず。

他にも触ると陰が動き出す仕組みや、「NEVER GIVE UP」の精神を発揮した世界の有名人のコーナーなど、五感で体験できる6つのボックスがあります。