本牧でサバサンド!? 三渓園近くの超ディープスポットに突撃!
ココがキニナル!
三渓園の近くでサバサンドとかドンドルマンが食べられるようですよ。なぜ三渓園近くに!?という疑問もあるのですが、本格的な料理やグッズも販売しているようなので、ぜひ取材してください!(たむたむたむさん)
はまれぽ調査結果!
カフェ「イスタンブールの猫」。トルコ料理歴20年の店主が自慢の料理とトルコグッズ、手作りの洋服を購入できる
ライター:カメイアコ
大学の卒業旅行にトルコに行った時、一番印象に残った料理が「サバサンド」だ。コッペパンのような大ぶりなパンに、半身の生サバを焼いたのとスライスオニオンが挟まっただけのシンプルなサンドイッチ。脂がのっているので、レモンをたっぷりかけて食べるとおいしいのだ。
サバサンドは漁師メシ
日本でもあのサバサンドが無性に食べたくなって、自宅で作ってみたことがあるが、ただただ油っぽくて、生臭くて「なんか違う」ってなった・・・。どこかで食べられないものか、サバの半身を使った現地のレシピに近いシンプルなサバサンドを。
三溪園の近くにありましたよ
横浜市中区三溪園入口近くに「イスタンブールの猫」というトルコ料理を提供するカフェがあるという。サバサンドを始め、ドンドルマ(のびるアイス)、シシケバブやトルコチャイまで。しかも、20年近くトルコ料理専門店を経営していたという本格派。
「イスタンブールの猫」
場所はこの辺り。横浜市営バス各系統「三溪園入口前」より徒歩1分
店主の吉田美樹子(よしだ・みきこ)さん
関内で「アリババ」というトルコ料理店を立ち上げ、1990(平成2)年~2010(平成22)年まで厨房に立っていた。事故で右肩を粉砕骨折してから、別の人にお店を譲り、6年間はリハビリに専念。順調に回復し、一人でもお店が回せるくらいのこの店舗で、2015(平成27)年に再びトルコ料理を提供するカフェをオープンさせた。
ここはもともとお総菜屋さんだったそう。
何かやっていないと、体も頭もなまっちゃうからね~とのこと
トルコ料理店を始めたきっかけは、トルコ人の元ご主人が「日本でも母国の料理が食べたい」と言ったことから。美樹子さん自身もトルコの歴史や文化に興味があり、何度も足を運んだ。トルコの食文化も人の性質も、大好きだと話す。
ところでずっとキニナっていたのだが・・・
店の壁に飾ってある絨毯や洋服は何でしょう
「処分に困った着物をリメイクして服を作って売っているの。母親が仕立屋をやっていたので、昔から着物は大好き。リンネやメルカリ(手作りのアイテムを売買できるサイト)でも販売しているのよ」と、美樹子さんとご友人の作品だった。
三溪園に観光にくる海外ツーリストも多いこともあり、この立地を選んだという美樹子さん。着物をリメイクして作った小物を飾っておくと、海外から来た方が興味を示してお店に入ってくるのだとか。
大島紬(おおしまつむぎ)で作ったチョーカー(1500円)
魔除けキーホルダー(900円)
超高額なトルコ産ヘレケ絨毯(150万円)
お手ごろな商品から、「え、なぜこんな値段のものが!?」という高額なものまで、美樹子さんとご友人が作った洋服、トルコの魔除け、ベリーダンスDVD、絨毯などさまざまな商品を販売している。