区役所や病院など、横浜にも一般の人が利用できる食堂は数多く存在する。

今回、横浜市内にある県庁、市役所区役所、その他公共団体施設や病院、大学など全て洗い出せば、400箇所近くもあることがわかった。それらは、大きく「県の施設」、「市の施設」、「国の施設」、「大学」、「病院」に大別できる。

もちろん、400施設全てに食堂があるわけではないが、全てを紹介するのはなかなか難しい。
ということで、第一弾では「県の施設」に絞って3つの施設を紹介する。
　

食堂のある県施設一覧

それぞれの食堂を選んだ理由とともに、参考にしてもらいたい。

景色が良いと評判の神奈川県庁新庁舎へ

新庁舎の食堂は12階（最上階）にある。
前出の一覧にある食堂の中では最も高い階に存在する食堂ということで、とりわけ景色が良いことで評判だ。
　

本庁舎のすぐ隣にある新庁舎

エレベーターで12階へ上がると大食堂がある。
ひっきりなしに人が訪れ、職員の方々が多数利用していた。
　

広々とした大食堂

注文したのはＳ定食（550円）という日替わりランチの一つ。
他にあるＡ定食（450円）やＢ定食（500円）と並んで、主力メニューだ。
　

取材日のＳ定食は「みそかつ丼定食」だった

豚肉だけでなく、カボチャや茄子のフライもあって珍しい。
野菜が不足しがちな丼メニューの中で、工夫された一品だ。

この食堂は株式会社グリーンハウスに委託されて運営している。
そこで、料理長の中島さんに話を伺うことに。
　

料理長の中島さんはすごく気さくな方だった

ここには一般のお客さんもよく来ていて、何度も来ているリピーターもいるそうだ。

おおよそ80食から100食が毎日の売れ行きだそうで、もっとたくさんの人に食べてもらいたいと中島さんは話していた。
　

中島さんもオススメの絶景が窓から見える

ベイブリッジを見下ろせる絶景の食堂とはこのこと。

また、料理はボリュームがあって、美味しいのでランチとして申し分ない。
景色代も含めるとかなりお得な食事かもしれない。

最後に中島さんには、「ぜひ小食堂の方も食べてみてください」と言われたので、後日改めて伺うことにした。