鶴屋町に出現した「変なビル」・・・横浜駅西口の駅ビル開発を先取り!?
ココがキニナル!
神奈川区鶴屋町に外壁が凸凹したビルが出現。西口の再開発との関係は? どんなお店が入っているの?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
隈研吾氏デザインの「デリス横浜ビル」は、建設中の西口駅ビル利用者を受け止めるべく、開発に先行して開業。中には美食系の高級店がずらり!
ライター:はまれぽ編集部
開発目まぐるしい横浜駅周辺。その一角に遠くからでもなんだか目立つ、新しい建物が出現していた。
なんだか凸凹している?
場所は神奈川区鶴屋町の東端あたり、すぐ隣には線路も見える。
まさに鶴屋町の端っこといったところ
鶴一家にも隣接している(右側の建物が新しいビル)
近づいてみると、凸凹の正体が分かった。「側溝のふた」のような金属が、壁一面に張り付けられている。
壁という壁に金属板が!
装飾以外の役割はなさそうだけど・・・
横浜の新しいランドマーク?
この特徴的なデザインをした建物の名称は「デリス横浜ビル」。2018(平成30)年11月1日にオープンした新ビルは、世界的な建築家である隈研吾(くま・けんご)氏の設計で、「新たな横浜のランドマーク」を意識しているらしい。
隈氏はJR洋光台駅前の広場リニューアルにも関わっている
ビル管理者によれば、外壁のデザインにつかわれているのは「アルミグレーチング」。調べてみると、まさに「側溝のふた」だった。
やっぱりふた!
このアルミグレーチングをモザイク状に立体的に配置することで、威圧感を与えず親しみやすい雰囲気と、遠くからでも目立つ視認性の高さを目指しているそうだ。
親しみやすいかどうかはちょっとわからないが、確かに見掛けるとぎょっとして近づいてしまう雰囲気はある。
また、昼と夜で大きく雰囲気を変えることも意図した設計のようだ。
夜になると高級感が増すデザイン
そんな「デリス横浜ビル」、周辺から見ると浮いた存在なのは間違いないが、入居する店舗も近隣とは毛色が違っている。ビル内部のお店に突撃してみることにした!