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恵比須町の火災事故、原因究明に調査委員会設置へ

ココがキニナル!

神奈川区恵比須町で起きた工場の火災事故。原因究明は?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

出火の原因はいまだ不明。工場の運営会社は再発防止のために事故調査委員会を設置し、原因究明に努める方針

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ライター:はまれぽ編集部

2018(平成30)年2月12日に神奈川区恵比須町で起きた工場の火災事故。運営する「株式会社エス・ディー・エス バイオテック」によれば、工場は事故当時運転を休止しており、火災の原因はいまだに分かっていないという。
 


翌13日の工場の様子

 
火災が起きた工場では「ダコニール」という農薬を製造しているが、当時は定期的なメンテナンスのために運休中。翌日13日からの製造再開に向けて、原材料を投入する準備段階だった。
 


農業を支える製品を製造していた(フリー素材)

 
出火したのは原料の投入口付近とみられる。何らかの爆発が起き、「ダコニール」の原料である「イソフタロニトリル」に引火したことが火災につながった。

「ダコニール」の製造過程では原料を加熱する作業があるが、火災事故が起きた12日は、工場のそうした設備はほとんどが停止しており、爆発の原因は横浜市消防局などが調査中だ。

今回の事故で亡くなったのは、準備段階で原料の運搬などを行う協力会社の社員1名。当日は原料を投入する作業などを行っていたという。
 


一般的な農薬として使われている物質で可燃性物質には分類されていない(フリー素材)

 
イソフタロニトリルから作られる「ダコニール(テトラクロロイソフタロニトリル)」は稲の苗立枯病(なえたちがれびょう)や各種野菜の黒斑(こくはん)病、根こぶ病などさまざまな病気に対して広く使われており、イソフタロニトリルそのものも含め、毒物や劇物ではなく、大気中に飛散した場合の有毒性は高くない。だが、多量に吸い込んだ場合は気分が悪くなったり、目に刺激を感じることなどがある。
 


飲み込むと有害な化学物質だ(環境省「化学物質の環境リスク評価」より)

 
エス・ディー・エスによれば、工場は住宅地などから離れており、これまで健康被害に関する相談は寄せられていないという。周辺の工場などからは火災の影響に関する問い合わせがあったが、被害などは確認されていない。

工場の今後についてエス・ディー・エスの担当者は「まずは再発防止のために、消防をはじめとする第3者を含めた事故調査委員会を設置し、原因究明に努めます。その上で操業再開などが決まることになり、時期は現時点で未定です」と話している。

1人の命が失われることになった今回の事故。工場の安全性や今後の運営のためにも、一日も早く火災の原因を特定することが求められる。


ー終わりー
 
 

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