横浜周辺で、昼からお酒の飲める店を教えて!【土日・野毛編】
ココがキニナル!
横浜周辺で昼からお酒が飲める店を探してます。おススメ等ありましたら教えてください。(sk2さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
「ご新規おひとりさま」でも気軽に昼から飲める野毛の穴場店「栞(しおり)」「tacobe(タコベ)」を紹介
ライター:ほしば あずみ
気軽な昼飲みがしたい
はまれぽで、これまで幾度となく取り上げてきた「昼飲み」できる場所。
今回はいまだ紹介しきれていない、あまたある野毛の店から「土日限定」で昼飲みができる店を調査してみることに。
夜ごとににぎわう野毛も、昼は落ち着いている
週末の昼、店の多くは夜に向けて仕込中であり、営業している店は場外馬券売り場が近いという野毛の場所柄、競馬中継をするテレビが置かれている。それを目当ての常連客のみなさんが集っているので、新規客は入っていいものか、ためらいがある。
そんなディープな酒場に飛び込むのも楽しみ方のひとつだが、今回は「ご新規おひとりさま」でも気兼ねなく、さくっと楽しめる休日昼の穴場を探してみた。
JRAそばの立ち飲み居酒屋
住所は宮川町、京急日ノ出町駅にも近い場所にあるのが「栞(しおり)」。平日の営業時間は17時~翌3時までという夜営業だが、土曜日は13時オープン、日曜日は12時オープンで20時までやっている。
ドン・キホーテの向かい側。大通りに面した半地下の立地
炭火焼の焼き鳥各種80円~(注文は2本より)
JRAも近く、店内ではテレビで競馬中継も流しているので競馬ファンのお客さんでごった返しているのではと思ったが、落ち着いた雰囲気。
「日曜日は大きなレースがあるのでにぎわいますが、土曜日はわりと落ち着いています」と店長の赤波江(あかばえ)さん。
この日(土曜)も赤波江さんだけで店をまわしていた
立ち飲みスタイルだがゆったりしたスペース
女性一人でも気兼ねなく入れる店の雰囲気は、店のスタッフが全員女性という特徴によるものかもしれない。内装やディスプレイ、照明などに居心地の良さと安心感がある。
お店のオープンは4年前。「栞」という店名の由来は、オーナーが「娘が生まれたらつけたかった名前」なのだそう。開店当初から、女性スタッフだけの営業スタイルというコンセプトを固めていたので、娘さんの名前にすることは叶わなかった「栞」が店の名前となった。
手書きメニューも酒場とカフェのいいとこどりのよう。あれ、左隅・・・
お札がびっしり刺さった熊手が
熊手は、以前取材した「浅見本店」でも見かけた、金毘羅大鷲神社の酉の市の商売繁盛の縁起物だ。ここでも常連さんからの「ご祝儀」が割り箸に挟まれて無数に刺さっている。
競馬が当たったご祝儀なのかと伺ってみると、レースに関係なくみなさん刺してくださると赤波江店長。お店が愛されていることが伝わってくる。
コルクボードに貼られた大量のポラロイド写真からも愛が伝わる
日替わりのおすすめメニューにも心惹かれつつ
オリジナルメニュー「栞サワー」(350円)を注文
サワー類は各種350円より。栞サワーは柑橘系のかおりのする甘めのソーダの味わい。日本酒も一合350円より。種類豊富な焼酎は、麦、芋、米、黒糖、泡盛、その他定番は一通りそろって500円から味わえる。ソフトドリンクは200円から。
お酒は各種取りそろえている
炭火焼きのねぎま(80円)とレバー(100円)も注文
焼鳥はほどよいやわらかさでとても食べやすく、サワーがすすむ。
立ち飲み居酒屋、というネーミングどおり、串焼き以外のメニューもサラダ(250円)、唐揚げ(300円)、じゃがバター(170円)、塩辛(200円)焼きおにぎり(150円)など居酒屋メニューも豊富だ。めずらしいものに「とちお焼き」という新潟の油揚げで納豆を包んで炭火で焼いたものなどがある。