横浜DeNAベイスターズ、山口俊投手の人的補償で入団した平良拳太郎投手の会見の様子は?
ココがキニナル!
FAで巨人入りした山口俊投手の人的補償として横浜DeNAベイスターズに入団した平良拳太郎投手の意気込みが知りたい!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
「巨人での3年間経験したことを横浜DeNAベイスターズで発揮し、チームに貢献したい」と意気込み。チームも先発として期待
ライター:はまれぽ編集部
チームに貢献を!
横浜DeNAベイスターズの球団史上初となるクライマックス・シリーズ(CS)進出の立役者としてチームをけん引し、昨シーズンオフにフリーエージェント(FA)で巨人へ移籍した山口俊(やまぐち・しゅん)投手の人的補償として、DeNAベイスターズは平良拳太郎(たいら・けんたろう)投手を獲得した。
ファンフェスが最後のユニホーム姿となった山口投手
その平良投手は2017(平成29)年1月6日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行い、「巨人での経験を生かして、チームに貢献したい」と抱負を述べた。背番号は「59」。
入団会見を行った平良投手
プロ野球選手は一定日数以上1軍選手として登録されると、国内外を含めて自由に選手契約を結べる「FA権」を取得できる。国内FA選手を獲得した球団は、直前まで所属していた球団に対して年俸全額または年俸の一部プラス選手での人的補償をしなければならない。
平良投手は昨シーズン1軍初登板を果たすも、4回途中4失点で負け投手に。それでも2軍では6勝2敗の好成績をあげており、ローテーションの一角を失ったDeNAベイスターズは、山口投手の補償として、将来性ある21歳の右腕に照準を合わせた。
今シーズン4年目となる平良投手
会見に同席した高田繁(たかだ・しげる)ゼネラルマネジャー(GM)によると、DeNAベイスターズはドラフトでも平良投手を獲得選手としてリストアップしていたが、指名順位の関係で巨人に先を越されたという。
4年越しの「ラブコール」が実った高田GMは、若き右腕を「巨人で3年間、力をつけてきた。将来性はもちろん、今シーズンの戦力になってくれると考えている」と評価した。
高田GMも高く評価
横浜スタジアムは中学生の全国大会で経験し、自身も「縁のある球団」と語る平良投手は会見で「アウトコースのまっすぐのコントロールには自信があるし、変化球でカウントを取れるのが自分の強み」と分析。
そのうえで「21歳は1軍で活躍しなくてはいけない年齢。同級生の砂田(毅樹〈すなだ・よしき〉投手)や(巨人で昨シーズン10勝を挙げた)田口(麗斗〈たぐち・かずと〉投手)に負けていられない」とライバル心をむき出しにした。
語り口は穏やかだが、秘めたる闘志はものすごい
沖縄県出身の平良投手にとってチームメートとなる嶺井博希(みねい・ひろき)捕手は同郷の先輩。甲子園優勝を経験している嶺井捕手はあこがれの存在だったといい、「ぜひ自分の球を受けてほしい」と目を輝かせた。
また、対戦したい選手を聞かれると、「巨人時代にお世話になった阿部(慎之助〈あべ・しんのすけ〉)選手。強気にインコースをついて抑えたい」と、自分を育ててくれた球団への“恩返し”を誓った。
阿部さん、覚悟!
取材を終えて
昨シーズン11勝、通算111セーブを挙げている山口投手が抜けたことはチームにとって痛手なのは間違いない。しかし、チームは生まれ変わっている真っ最中だ。
日本人メジャーリーガーの先駆者ともいえる野茂英雄(のも・ひでお)の代名詞「トルネード投法」を彷彿させる平良投手が、今シーズンのチームスローガン「THIS IS MY ERA.(オレたちの時代だ!)」を実現させる“旋風”を巻き起こすことを期待したい。
2017年は横浜DeNAベイスターズの時代だ!(C)YDB
―終わり―
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つるにゃんさん
2017年01月13日 16時31分
山口はあと数年!平良はまだ10年は使えそう!金髪ナマズ髭より、いいんでは?
eddieさん
2017年01月08日 05時17分
頼むぞ。
白マントさん
2017年01月07日 09時00分
平良選手にはベイスターズで是非大活躍して欲しい。自分はアンチ巨人ではないが、巨人の選手補強に疑問符だ。移籍させた選手の活躍、あまり多くない気がする。若手を育てるより、FAやらトレードやら補強ばかりで、中には以前のチームより活躍出来なくなる選手も多い気がする。山口選手が後悔することがないことを願いたい…