横浜中華街に健全な「エロガッパ」!? 全然エロくない穴場カフェを突撃!
ココがキニナル!
中華街に「エロガッパ」というカフェがあるのですよ「エロガッパ」!気になりませんか?僕は気になります・・・(スさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
豚汁やおにぎり、スムージーなど家庭的な食事を提供してくれる「エロガッパ」。アダルト要素は一切なく家のリビングのように寛げるカフェでした。
ライター:はまれぽ編集部
横浜中華街に、「エロガッパ」という名のカフェがあるという。
エロガッパみたいな人が経営しているお店なのか、カッパに関係のあるメニューを提供しているのか、ちょっとアダルト系のカフェなのか・・・。店名のインパクトが強いため、どうしてもまともなお店を想像できない。
とにかく、まずは現場へ向かうことに。
みなとみらい線「元町・中華街駅」2番出口より徒歩2分ほどの場所にあるようだ。
「カフェ エロガッパ」と調べると道を案内してくれる
以前取材した「幸せのパンケーキ 横浜中華街店」の通りから一本入った路地に、エロガッパのものらしき立て看板を発見!
控えめに書いた店名の下には、とん汁やおにぎりのメニューが記載されている
これは、店名に怖気づいてなかなか入れないでいる人のために、あえて家庭的なメニューを提供しているのだろうか。
別の立て看板には「ふつうのカフェ エロガッパ」と書かれている
エロガッパって名前の時点で普通じゃないと思うのだが、「田舎の婆ちゃん恋しい、ヤサイ不足、やさぐれちゃいそうなお客様」と当てはまるワードが過半数だったため、意を決して足を運ぶ。
もしヤバそうなお店だったら引き返そうと心に決め、お店がある2階まで恐る恐る階段を登ると・・・。
ん? なんかキュート系のカッパがこっちを向いているぞ
想像していたエロガッパよりも可愛い
ローマ字にするとアダルト感が増す
お洒落な美容室のような外観なので、警戒心が一気に解かれてしまった
でも、まだ気を緩めてはいけない。もしかしたら店内ですごい映像とか流れているかもしれないし、マムシドリンクを飲まされるかもしれない。
気を引き締めて店内へ足を踏み入れる。
カフェ エロガッパ
店内の様子は、筆者の予想を難なく裏切る結果となった。
明るく清潔な店内は
女子が好きそうなインテリアが品良く並べられている
出迎えてくれたのは、お色気ムンムンのお姉様方でも、スケベそうなおじ様でもなく、シンプルな白いエプロンにジーンズをさらりと着こなす奥様。(裸エプロンではない)
店内と店名のアンバランスさに、ますます謎が深まるばかりだ。
手書きのメニュー表の中に
かろうじて怪しいかんじのドリンク名が記載されている
とりあえず「おにぎりと豚汁のセット(500円/税込・以下同)」と「ろくでなしスムージー(550円)」を注文する。
その間に店内をくまなく観察するが、大きなテレビ画面に映るのはお昼時のニュース番組だし、置物は観葉植物くらいだ。
本当にここは「エロガッパ」という名前なのかが怪しくなってきた。もしかしたら、表の看板は筆者の見間違いかもしれない! なんて自問自答していたら・・・
「はい、おにぎりと豚汁ね~」と美味しそうな食事が目の前に
おぉ~、普通のご飯じゃ! エロガッパっぽい要素といえば、とろろ昆布と笹の緑色くらい? まず、カッパが緑かも分からないが。
もしかして、この豚汁に秘密のエキスが入っている!?
このお店が「エロガッパ」ということは一旦忘れて、豚汁とおにぎりをいただく。ちょうど良い塩加減で握られたおにぎりは、お母さんの味というか、なんだかホッとする味。豚汁も大根やニンジン、ゴボウなどの野菜がゴロゴロ入っていて野菜不足の身としては嬉しい。
オフィス街で働いていたり、一人暮らしをしていたりすると、こういう家庭の味を食べる機会はグンと減ってしまう。実家のリビングでくつろいでいるような気持ちになってきた。
こちらのおにぎりと豚汁には、特段秘密は隠されていない様子。では、ろくでなしスムージーはどうだろうか。
カッパっぽい色? 飲んだらロクデナシになっちゃうかも・・・
ん~!! うまいっ! 一滴も水が入っていないとのことで、バナナと小松菜の味がダイレクトに入ってくる。ろくでなしが早朝にゴミ出しをしてくれるくらいの美味しさだと思う。
滞在すればするほど「エロガッパ」要素が薄れていく。美味しい食事をいただいたところで、キニナル店名の由来をスタッフのみきさんにうかがった(残念ながら写真NG)。