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鶴見区「生麦」の地名の由来って?

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鶴見区にある「生麦」の地名の由来ってなんですか?

はまれぽ調査結果!

諸説あるようですが、一番の有力説は岸谷にある龍泉寺のお墓に書かれていた「生麦の碑」が何か関係しているようです。

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ライター:河野 哲弥

またまた新説登場、生貝のむき身で生むき村?

(続き)

氏によれば、実は三説あるそうです。

1つめ:家康の入国時に道がぬかるんで悪かった為、麦の穂を敷き詰めて道を整備した説。
2つめ:この地でよく獲れたミル貝などの生貝を、むき身にして生計を立てていた家が多く、「生むき村」となった説。
3つめ:岸谷にある竜泉寺のお墓に書かれている「生麦の碑」と何か関係しているのではないかという説。
 


貴重な資料に囲まれた、浅海武夫氏


史実でいうと、1と2の説は江戸時代以降のもの。
ところが「生麦の碑」は1601年以前にもあったことが確認できているそうです。

詳細な年代こそ分からないのですが、少なくとも「生麦」という名前は、かなり昔から存在していたことになります。
もしこれが庄屋などの実力者のお墓だとすれば、例えば生麦郷などと呼ばれていた土地があったとしても不思議ではありません。インターネットでの定説を覆すかもしれない、意外な事実が判明しました。



「生むき村」の元になった現場は、「貝殻浜」として今でも残っていた



一方、個人的に面白いと思ったのは「生むき村」説。
さっそく「貝殻浜」の場所を教えてもらい、その足で向かってみました。
 


鶴見線国道駅に近い、貝殻浜


「麦」か「貝」か…結局、真実は貝殻の底に埋もれて見えてこなかったのですが、ともあれ、身近な土地の名前に、意外な歴史が詰まっているのが驚きでした。

また、冒頭にWebで調べた情報が、現場では確認できなかったのも印象的でした。
実際の現場を見ずに、情報を鵜呑みにしてしまうことの危険性を感じた、今回の取材でした。
 


そこには見渡す限りの貝殻が


浅海氏によれば、竜泉寺説は歴史的にも最も古いものであり、他の説と比べて「生麦」の字が実際に使われている点でも有力のようです。

確認の為、龍泉寺の住職に「生麦の碑」と書かれたお墓に関して聞いてみたところ、ある日、東大の研究チームがお寺にやってきて、裏山から例の墓石を発見したそうです。

そんな訳で、研究の為になればということで、墓石はそのまま預けてあるとのこと。しかし、東大に問い合わせたところ、当時(明治末期)の研究に関わった人が、今はいないために真相は謎のままとなりました。

もし、どなたかこの件について、より詳細をご存知の方がいらっしゃいましたら、是非はまれぽ編集部までご一報下さい。一緒に生麦の謎を解き明かしていきませんか。

―終わり―
 

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  • 生麦については、櫻井澄夫著(横浜市市民局刊)の『横浜の町名』(昭和57年)に、地名学的な考察がある。ムギには「崖、段丘、砂丘などのむき出しになっている地形」であり、ナマムギは砂丘のなめらかな形状を表した地名、と書いている。また新編武蔵国風土記稿には、生麦村が、「礫交じりの砂場」であると書いている。こういう記述を学習して、反映すべきであろう。徳川家康とか、近所で貝殻が多く見られるとかは、民間の語源説であり、貝殻の見られる地が「ナマムギ」という地名になるなど、まさに荒唐無稽で地名という言語の発生事情を知らない乱暴な説。

  • 東大に預けた墓石は、今も研究者不在のまま東大のどこかに保管されたままということなんでしょうか・・・?

  • 岸谷だと龍泉寺では?龍泉寺の過去帳では明応3年1494年に生麦太郎兵衛ってのがって話は検索レベルで出てきます調査不足では?

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