2013年のバレンタインの傾向を教えて!
ココがキニナル!
2013年のバレンタイン事情はどうなっているか、メーカーや消費者の傾向などを教えてください。(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
バレンタインが多様化され、自分への「ご褒美チョコ」の相場が上昇。素材やデザインにこだわっているメーカーが増えている。
ライター:はまれぽ編集部
生産者のこだわり
(つづき)
チョコレートに付加価値を付けて売り出すメーカーも。
ウエハース菓子で知られるイタリアの「BABBI」では、チョコレートを買うとプチバッグがついてくる。後で小物入れとしても使えるため、相手に中身だけ渡して、バッグは自分で使うという人もいるのだとか。
また、東京・青山のお菓子メーカー「Mary’s」が2012年から販売している「ショコラーシカ」は、ロシアの伝統的な人形であるマトリョーシカにチョコを詰めた。「大中小、サイズを揃えると実際にマトリョーシカのように遊べる。全サイズを集めて楽しむ方も多いようです」と平岩さん。
鮮やかなブルーのバッグはそごう横浜店オリジナル(BABBI:1680円から)
2012年の登場以来、バレンタインの看板商品
(Mary’s:小735円、中1050円、大1260円)
フランスの「セバスチャン・ブイエ」が販売するルージュ型のショコラは、毎年品薄になるほどの人気商品だ。
女性に人気のデザイン。「男性が貰うと逆に困るかも(平岩さん)」。
3個セットは2835円
そのほか、パッケージに力を入れている商品も多い。
ベルギーの人気ブランド「ゴディバ」は、毎年、デザインを有名アーティストに手がけてもらうことで知られる。今年は、昨年に引き続き、スペインのアーティスト、ハイメ・アジョンが手がけた。
「モロゾフ」の水玉やストライプ柄のうさぎたちも若い女性に人気。思わず、「かわいい~」と口に出してしまう女性の心を掴んで離さないカラフルなデザインがショーウインドーを彩っていた。
うさぎ型のパッケージのモロゾフ「ファダムール(8個入り788円)」
ハイメ・アジョンはチョコレートのデザインも担当(6個入り2205円)
コーヒーやチョコレートの味がするウォッカなど、チョコレート以外の商品も。
平岩さんいわく「チョコレートには甘いお酒やカクテルなどが合う」ということで、チョコレートとセットで贈る人が増えているのだとか。
カナダ産のアイスワイン。
一房のぶどうからスプーン一杯程度しか採れない果汁を使う(1575円から)
「コンパーテスショコラティエ」はスイーツにチョコをあしらった
「ラブフルーツミックス(1260円)」が人気
取材を終えて
女性の活躍が目立つようになった現代で、自分への「ご褒美チョコ」の値段が一番高くなるということはうなずける。
それと同時に、体にやさしいという、消費者にとってはもちろん、働く女性にとってもありがたいチョコレートが増えるということは、喜ばしいことだ。
「○○チョコ」が増え続ける中、変わらないものは、「お互いを想い合う」ということなのだろうか。バレンタインデーやそのほかのイベントが続く限り、世界が平和だということを信じたい。
バレンタインデーが多様化するにあたり、メーカーもさまざまなニーズに答えなくてはならない。よりジャンルにあった商品づくり、話題性にこれからも注目していきたい。
―終わり―
さびねこさん
2013年02月01日 14時03分
毎年自分用を買っている身としては、「自分へのご褒美」というより、「バレンタインを逃すと食べられない」からかな。近年加熱する各デパートのバレンタイン商戦は凄くって、通常は本国でしか買えない海外のショコラティエのバレンタイン限定日本出店とか、有名ショコラティエの作品を集めたアソートボックスとか、普段は買うことができないものがあるんです。そんなの、まず自分が食べたいじゃないですか(笑)。お店でショコラ1粒だけ買い歩くのって気が引けるけれど、アソートボックスなら心置きなく各ショコラティエの食べ比べが出来ますしね。でも、ショコラティエのチョコはあの小さい1粒でケーキ1個分位のお値段がするので、自分用とプレゼント用を同等に買い揃えるのは金額的に無理。となれば食べたい自分優先となり、ショコラティエ情報に詳しいショコラ好きの女性ほど、マイチョコ>プレゼント用の金額の差が開いていくのです。
とうさんさん
2013年02月01日 10時49分
自分用のチョコレートなら、ネスレのWONKA(ウォンカ)が激ウマ。https://shop.nestle.jp/front/category/Wonka/チャーリーとチョコレート工場のやつね。やや高めだけど1枚がかなり大きく食べごたえがあるよ。