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横浜市内で活動している「神奈川子宮頸がん予防プロジェクト」とは?

ココがキニナル!

「女性特有の病気、子宮頸(けい)がんの予防について横浜市内で活動している団体は?」(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

男女問わず病気の認知を広げるべく、横浜市立大学附属病院准教授である宮城悦子代表の「横浜・神奈川子宮頸がん予防プロジェクト」が活動していた

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ライター:桐生 由美子

子宮頸がんの認知度をあげたい!



次にお話を伺ったのは、「横浜・神奈川子宮頸がん予防プロジェクトサポーターズ」のリーダーでもある、株式会社QOLPの坂本奈緒子さんと日本ロマンチスト協会の神長衛(かみながまもる)さん。
 


「子宮頸がんや婦人病の認知度を上げたい」と語る坂本さん


サポーターズの理念は、婦人科検診の受診率・子宮頸がん予防ワクチン接種率を上げるために、正しい知識と的確な情報提供をし、検診・接種を後押しすることだ。


「横浜から、神奈川から。日本の子宮頸がん予防を変える」というスローガンで活動しているサポーターズ

 
子宮頸がんの認知度は低く、「女子大生リボンムーブメント」が実施した2010年度のアンケート結果によると、「子宮がん」には「子宮頸がん」と「子宮体がん」があるということすら知らない人が約1割、名前は聞いたことがあるけれどどんな病気か知らない人が6割以上もいた。さらに、子宮頸がんには予防接種があることを知らない人が、約4割もいることがわかった。
坂本さんはこの結果を聞き、「子宮頸がんのことや、検診による早期発見とワクチンによって予防が可能だということをよく知ってほしい」のだという。

また坂本さんは、すでに予防接種を受けた公費助成対象者(今年度は中1~高3)の約半数は、親にすすめられたのがきっかけだと聞き、「親子でそんな話がどんどんできるような環境になるといい」と強く感じているという。家族間のコミュニケーションも、検診率や接種率に大きく影響するのだ。
 


「お母さんにすすめられて予防接種を受けました」みずきさん(左)と、ももさん


「女性の病気について、パートナーでもある旦那さんや彼氏ももっと知るべきなんでしょうね」と神長さんは男性の立場からお話してくれた。

パートナーの存在が、乳がんや子宮の病気の発見に大きく影響する。たとえば、乳がんの検査のひとつでもある触診は、乳房を触り、しこりや違和感がないかどうか検査すること。また子宮の病気には、生理痛や性交痛といった痛みや違和感を伴うものも多く、それらの痛みをきっかけに「婦人科検診に行ってみようかな」と思う女性も多いからだ。
 


パートナーが積極的に関心を持つことも大切


もうお気付きかと思うが、乳房の触診も性交痛も、パートナーが気付く可能性も高いということ。「女性本人だけでなく、男性にも女性の体のことを知ってほしい」と、坂本さんは力強く語る。
 


「ココカラフェスタ@YOKOHAMA」へ行ってみよう!


 


男女で楽しめるように飲食店の出店予定もある


「ココカラフェスタ@YOKOHAMA」は、「女性の健康週間」と連携し、3月1日(金)~4月14日(日)に開催されるイベントだ。
目的は「ココロと体の美・健康・癒しに対する意識を高め、婦人科検診や子宮頸がん予防接種の啓発を施す」こと。
3月2日(土)と3日(日)に横浜港大さん橋国際客船ターミナルで開催される「大さん橋フェスタ」と、3月1日(金)~4月14日(日)に横浜市内のホテル・商業施設・レストランなどで開催される「まちフェスタ」の2部構成となっている。

女性だけでなく、ファミリーでもカップルでも楽しめるイベントなので、ぜひ遊びに行ってみよう。
 


取材を終えて



1年半前に取材をした、子宮頸がんのこと。
当時より正しい情報も増え、改めてその怖さと予防接種の大切さを感じた。
しかし、まだまだ子宮頸がんとその予防接種の認知度が低いのも現実のようだ。

次回は婦人病に対しての啓蒙をする「ココカラフェスタ」のレポートもする予定なので、引続きはまれぽを通して正しい情報を伝えていきたいと思う。

■ココカラフェスタ@YOKOHAMA公式サイト
http://yoboucc-sp.qolp.jp/cocokara/
■健康福祉局 健康安全課横浜市ワクチン相談窓口 045-671-4183
■横浜・神奈川子宮頸がん予防プロジェクト公式サイト
http://kanagawacc.jp/
■横浜・神奈川子宮頸がん予防プロジェクトサポーターズ公式サイト
http://yoboucc-sp.qolp.jp/
 


―終わり―
 

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  • 娘が18歳の時、高度異形成で手術を受けました。10代で子宮頚がん??かも?と、恐怖と不安でいっぱいだったことを思い出します。がんになる前の状態で発見できたので、4年経った今は、半年おきの検査も1年後となり、ホッとしています。ワクチンもでき予防が進みましたが、男性も共に予防の対象としなければ、感染から身を守る本当の意味がないのではないでしょうか。

  • 私が女だったらたぶんワクチン接種は受けると思う。で、この記事の唯一残念なところは、重い副反応例、死亡例もある事も書いてほしかった。 厚生労働省が出している一例。 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000020b41-att/2r98520000020b99.pdf 例えば摂取者3,477,663人中、副反応報告数779件、重篤者66人、死亡1人。 誰でもこの「運の悪い人」になりえる訳だから。 記者さん、これコレインフォームドコンセプトって言って、とても大切な事なんだよ。

  • 昨年秋に、元11PMのうさぎちゃんもやってた有名AV女優の冴島奈緒さんが44歳で亡くなった。妹の知人であり自分も会ったことが有るだけに「冴島奈緒さんを偲んで」などという文言をネットで見たときは、ネット流のブラックな表現かと思ったら本当だった。記事中の性交渉云々からすると「AV嬢だからだろ」とも思われるかも知れないが、初期のAVは今と違い「演技」の場合が多く、冴島さんも自身の考えで擬似交渉を通していたと聞いた。AV引退したあとは、ニューヨークに渡りアートな活動やらいろいろとワイルドな行動の話を聞いていただけに、訃報を聞くことになるとは信じられない気がした。ともかく性的職業とか関係なくても、亡くなっている方が居るのは事実なのだから、他人事と考えないで予防に努めるべきだろう。

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