県庁職員に叱咤激励

9時45分、県庁3Fにある会議室へ到着すると、テレビカメラがすでにスタンバイしており、職員による就任式の準備が着々と進められていた。
　

就任式の様子を待つテレビカメラの数々

その後、職員が続々と会議室に集まり、10時15分、定刻通り就任式が行われた。
　

多くの職員が黒岩知事の登場を待つ
　

職員はどんな気持ちなのだろうか

黒岩知事は職員に向け、公務員の仕事が一般の人に理解されていないのは「メッセージ力の欠如」と言及。自分たちが何をしているのか、伝えることを怠っていた職員に対し、メッセージ力=言葉を使い、言葉に対するデリカシーを徹底的に磨いてほしいと述べていた。

公約である太陽光発電の普及推進については「圧倒的なスピード感で実現させたい」と重ねて表明した。
　

国民が求めているのは「メッセージ」だと説く

そして、挨拶の最後には

「みなさんに本当の力を見せてほしい。公務員の意地をみせてほしい。」

と職員に向けて叱咤激励をし、就任式は幕を閉じた。
　

力強く職員に語りかける黒岩知事

取材を終えて

就任挨拶で、「なんとかして早く神奈川を立て直したい」「部局横断型で政策を実施していく」と述べた黒岩知事。

知事の任期は今日から4年間。
この4年間で、本当に掲げたマニフェストを実現することができるのか？

実現するためには、議会や職員をまとめるリーダシップが欠かせない。
黒岩知事の手腕はまだ未知数だが、「メッセージ力」を活かし、「圧倒的なスピード」で神奈川の発展のために頑張っていただきたい。

今後も我々は、政策が実現できているのか、黒岩知事の動向を随時追っていく次第だ。


―終わり―