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第三京浜から見える「ピアノの康平運送」。ピアノの運送だけで儲かるの!?

ココがキニナル!

第三京浜横浜方面の保土ヶ谷料金所手前当たりに『ピアノのこうへい運送』という看板が。ピアノ専門の引っ越し屋さんでしょうか?だとすれば商売成り立つのでしょうか?(はまりんくるさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

「康平運送」は1958年に横浜で創業。ピアノをメインとした運送業者として販売店からの運送、引っ越しなど繁忙期には1日100件を超えるほど需要がある

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ライター:かわいよしひこ

250kgを二人で運ぶには!?



ここで、実際にピアノをどうやって運ぶのか尋ねてみた。

「アップライト・ピアノの場合、だいたい250kgくらいあるんですけど、基本的には二人で、両端に専用のロープをくくりつけて運びます。家の廊下やトビラなどの間口を考えると二人が限界なんですね」

「そこで、いろいろな技を駆使するわけです。入社したての従業員はすぐには運べないんですけど、訓練すればみんなできるようになりますね。ちょっとやってみます?」

いきなりは無理でしょう! と言いながらも物は試し。富田さんの指導の下、チャレンジしてみることに。
 


こちらがピアノにくくりつける専用のロープ。年季が入っている
 

ロープをくくりつけ、たすき掛けにして持ち上げるとのこと
 

富田さんの指導の下、筆者もチャレンジ!
 

右肩をピアノにくっつけて立ち上がると・・・
 

持ち上がった!(ほんの少しだけですが・・・)

 
このときは、ピアノの片側のみにロープをくくりつけて行ったが、実際は両端にくくりつけ、両者の呼吸を合わせて持ち上げる。想像以上に重く、持ち上げるのがやっとだったが、これを運ぶというのは相当の体力と技術が必要だと実感した。
 


実際はこんな感じですね
 

階段の持ち上げの場合は補助スタッフもつくという

 
また従業員の皆さんは、日々の鍛錬にも抜かりがなく、事務所隣の待機室には、トレーニング・マシンも置いてあった。
 


仕事が終わると自然と訓練しているそう

 
今回訪れた事務所は、倉庫の一角にあり、倉庫にはこれから運び出される新品・中古のピアノ、保管されたピアノなど数多く収められていた。
 


4階建ての倉庫に整然とピアノが並びます

 


10分もかからない手際の良い作業



実際の作業はどんな様子なのか? 筆者が以前、同社のピアノの引っ越しに立ち会った際の記憶と写真を頼りに振り返ってみよう。

まずは、見積もりをしてもらうためHPの問い合わせフォームを利用した。後日、電話でも打ち合わせをした。そのときは、搬送の距離が直線で500メートル以内と短く、1階からの搬出で、2階のリビングへ搬入する、というケースだった。

この場合、2階のリビングへどう上げるかで作業内容、値段が変わってくる。実際電話で説明したところ、「一度現地を下見させていただいた方が確実だと思います」とのこと(ちなみに下見は有料で3000円〈税別〉)。
 


筆者は、康平運送のHPから問い合わせた

 
下見をしてもらった結果、2階のリビングへはクレーン車で入れるのがベストということになった。搬入先の家は、ベランダが道路に面していなかったのだが、屋根を越えて下ろすという。

そして引っ越し当日、搬出先の家から無事に運び出し出発したとの連絡があり待っていると、クレーン車とピアノを乗せたトラックが到着。手際よくピアノをクレーン車で持ち上げるためにロープをくくりつけ、すぐにクレーン車で持ち上げたのだ。
 


到着したクレーン車はこちら
 

ピアノをクレーンで持ち上げ
 

家の屋根を越していきます
 

家の反対側に降りてきました
 

あらかじめ外しておいた窓枠から入れます。ギリギリ!
 

設置完了!

 
ちなみに、この間の作業はわずか10分程度だったと記憶する。今振り返ってみても、手際の良さはさすがで、今回の取材が裏付けをとったような形になったが、実際これまでの経験と実績によるものということがよく分かった。



取材を終えて



ピアノの運送を専門に50年以上という歴史と実績を持つ康平運送。その経験とノウハウにより、これまで多くの人に夢のある楽器=“ピアノ”を届けてきた。

康平運送のキャッチコピーの一つに“感動をお届けします”というものがある。玄関先まで運ぶ運搬会社というわけではなく、家の中まで入りピアノを設置し、喜んでもらっているという実績からのコピーだろう。
 


ピアノだけでなく、感動をお届けするのが康平運送

 
実際に筆者も同社を利用してみて感じた、きめ細やかな打ち合わせと手際の良い確実な作業には、感動を覚えたものだ。

最後に富田さんが「これからも多くのお客さんに喜んでもらえるように、これまでのノウハウを生かして仕事していきたいですね」と笑顔で話してくれたのが印象的だった。


―終わり―
 
康平運送さんからいただいたビスケットミラーを3名様にプレゼント!
 


康平運送オリジナルのビスケットミラー

 
ご希望の方はお問い合わせフォームより、以下の情報を明記のうえご応募ください。
・お名前
・ご住所
・連絡先(電話番号)
※当選の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。応募締切2014年7月31日(木)まで
 

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  • うちでも過去の引っ越しでアップライトピアノの搬出入を見たことがあるが、あのベルトはまさに専門の道具という感じ。それにしても、近年ではデジタルピアノの音質もタッチも向上して、一般家庭ではアコースティックピアノの購入数は減っているわけで、軽いものは片手で掴めるものから重くても普通に2人で持って移動出来るので、今後は需要が減ってしまいそうですね・・・

  • 康平運送さんの近くに住んでいます。日中になると会社に停めているトラックが道にはみ出していることがあり、通行に邪魔になることがあるようで、そのことをドライバーに言うとかなり高慢な態度で対応するそうです。そんなことがある度にうちの嫁が「あそこの会社は人間がダメだ」と文句言ってます。歴史と実績がある会社のようですが、社員の人としての質は今一のようです。会社として、モノを運ぶことに関するスキルだけでなく、社員のヒューマンスキルも伸ばしていって頂きたい。

  • 第三京浜を保土ヶ谷方面に行くとき必ず目にする康平運送さん!私もずっと気になっていました。

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