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横浜公園の「かわいいけど物憂げな」妖精のような像の正体は?

ココがキニナル!

横浜公園の中にある妖精のような象は何?気になります。(おにぎりさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

昭和62年、横浜水道100周年を記念に作られた像「水の精」。作者について、とある芸術家のお弟子さんに製作を依頼したとのことだがそこに問題が

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ライター:クドー・シュンサク


「水の精」の作者の謎



馬、獅子、龍、イルカの4体から水が出るという話。まずは馬から。
 


おてやわらかに
 

よろしく
 

じょろろろ

 
勢いよくでるではなく、「じょろろろ」と、馬の口から水が「じょろろろ」と。
手を洗うにはちょうど良い出具合い。この水は飲料水にもなるとのこと。
 


続いて獅子
 

獅子も
 

じょろろろ
 

じゃなかった


馬の約10倍の勢いで水がでる。生物上の特性を反映させたのかなんなのか、まったく勢いが違う。
馬の「じょろろろ」に対し、獅子は「じゃあーーー」である。
 


けっこう濡れたよ

 
「水の広場なので仕方ないですよ」と笑うメガネくん。けっこう笑ってるメガネくん。なんか、腹が立つ。
イルカと龍の水の出具合いは馬と獅子の間くらいで、この2体がほど良い感じだという結果に。
ここで、公園に子供連れで来ていたマダムに「水の精」について聞いてみた。
 


「あの妖精の像はご存知ですか?」

 
頻繁にこの公園には訪れるというマダムさん。像の存在は知っているとのことだが、名前とかは詳しく知らないというマダムさん。小さくてかわいい像だなという印象をお持ちだという。水の妖精だということもご存じではなかった。
 


「とてもかわいい像ですよね」

 
メガネくんから「どうしましょうか」と言われたので、引っかかることがあったのでちょっと調べてみることに。
 


作者について調査

 
管理の方々がわからないとのことなので、今ある情報から作者を探すことに。
ひっかかっているのは、「水の精」の作者が岡本太郎の弟子ということ。確か、弟子はとらない流儀の岡本太郎氏。プライベートでも訪れた事がある東京・青山の「岡本太郎記念館」に電話取材を試みた。
 


「岡本太郎記念館」のフヤマさんとお話

 
「横浜公園にある『水の精』という像があるのですが、作者が不明で、分かりうる限りだと岡本太郎氏のお弟子さんが作者とされておりますが、何か資料などございますか」と尋ねた。
フヤマさんの回答は「まず、岡本太郎は弟子をとったことがありません。なのでその作品と作品を作った者の資料もここにはないですね」とのこと。

フヤマさんは続けて「恐らく、共同作業者であった人やアシスタントのような仕事をした人が自称で弟子と名乗っているのではないかと思います」と話してくれた。
 


作者は一体・・・

 
再度、この一連の流れを公園整備局の上村さんに話をしたが「当時の担当者に再確認したところ、作者の事務所に行った際に『太陽の塔』の模型が飾られていたが、それ以外に岡本太郎の弟子と確認できる要素はなかったらしい」との回答が。

仕方ないですな。
 


作者及びご存知の方ご覧いただけたらご一報お願いいたします


サイズも不明とのことだが、小さくて本当にかわいい水の精でした。



取材を終えて



写真にも出したが、子どもたちが楽しそうに像と遊んでいる風景はとてもいいものであった。
さっきまで遊んでいた子供がいなくなると次の子どもたちが現れ、ひっきりなしに子どもたちに遊ばれる像。作者は不明だが、子どもたちに愛される像であることはわかった。


ー終わりー
 

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  • かわいい像だけど知らなかったです。クドーさんなぜマスク?

  • 横浜以外でもナゾの像を見かけますが、地元だからこそ余計にキニナルってありますよね。いつもそばを通っているから意識していないから、僕も他にナゾの像や彫刻など、探してみようかな。

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