横浜国立大学の七不思議? 高さ37メートルの謎の鉄塔の正体に、高所恐怖症のライター・クドーが迫る!
ココがキニナル!
保土ケ谷区常盤台にある横浜国立大学方面に鉄塔のような物が見えますが何のための塔なのかキニナルます。(ヤングさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
何のためか。今から約4年前まで給水塔として活躍していたという鉄塔。現在は携帯電話のアンテナの基地局を据えている。大学の七不思議?と噂されたことも
ライター:クドー・シュンサク
携帯電話の基地局のアンテナとして
ハメたなメガネくん
給水塔の役目を終えた鉄塔は、現在携帯電話の基地局のアンテナが据えられているという。そんな話を伺いながら、ヘルメットと軍手を着用する。メガネは、まだ笑っている。
こんなに高いのに
おぼえてろよメガネくん
滝口さんと和田さんから、塔を登る際の注意事項を伺う。高さは37.65メートル。せまい螺旋階段とはしごで頂上を目指すという。キャンセルはできないか尋ねると笑顔で「じゃあ行きましょうか」と滝口さん。
最後に落ちないか確認
大丈夫だそうです。
それでは
頂上へ
中はこんなかんじ
下が見えるから、こわい。暗いし、高いし、狭いし、揺れるし、こわい。
登っていくと、高くなってくる怖さに加えて、構造上仕方なかったのか謎の鉄棒がせりだしていてそれにぶつかったり、けっこう、ハードな鉄塔のぼり。とにかく、こわい。
このはしごを登って
もうすぐ頂上
着いてしまった
出たくない。正直、このまま降りたいがそういうわけにもいかないようなので、円盤状の上に出る。おそろしい状況だったが、滝口さん和田さんとむっつりメガネは平然としている。この状況で笑ったり平気で会話をしたりするその神経に、3人を嫌いになりそうになった。
だって
こんなに
高いのよ
手すりのところまで行ってるのが見てるだけでこわい。メガネくん撮影の高さがわかる写真はこちら。
ううう
あああ
飲用水を200トン、キャンパス内に給水するためにはこの高さが必要だったという。ちなみに一般的なほかの給水塔と比べ、この給水塔に何か特別な点があるのか滝口さんに尋ねてみた。
「・・・無いですね」
これが基地局のアンテナ
退散
この給水塔は現在、前出の通り、携帯電話の基地局アンテナを据えて活用されているのだが、給水塔の役目を終えた鉄塔は、何の役目がなくてもそのままにしていることが多いという。理由は、町のランドマークとして残しておくというのと、取り壊す必要がない(理由がなければ手間もいろいろとかかるので)というのがある。ただし残しておくには、耐震性検査のクリアが必要。
確かこいつもランドマークとして残されていた
鶴見にあったこの給水塔は「ねぎぼうず」の愛称で親しまれていた。では、この給水塔にはどんな愛称があるのか。円盤をもじった、何かとかかな。
「愛称はありません」(左から和田さん、滝口さん)
キャンパスの入り口にあった、あの照明灯についても「関係ありません」とのこと。
アンテナの基地局として、そして街のランドマークとして存在し続ける鉄塔。
映画『バグダッド・カフェ』をちょっと、思い出しました。
取材を終えて
まれに、ほかの大学の関係者から見学させてほしいという要請があり、給水塔の上まで登ることもあるとのこと。
「謎の鉄塔」は、給水塔である率が高く、てっぺんからだと背丈もおそろしく高かった。
―終わり―
nerusonさん
2014年10月18日 21時51分
素朴に。今はどうやって給水しているのですか?
reさん
2014年10月18日 18時19分
今は給水していないのですね。私が在学していた数年前まで、学内の一部の講義室ではau以外電波が入らないこともありましたが、ここに電波の基地があるのならそれも改善されたのですかね。それにしても、学務の本部塔がまあ新しくきれいな建物になっていること。文サ棟や音楽科のピアノ室にお金が回ってくるのはいつになることやら…笑
猫丼さん
2014年10月18日 17時18分
小学校教員養成課程の学生は必修授業でスケッチさせられる、と聞き及びますがね。舞期末に主に男子学生の阿鼻叫喚が響く「惨劇のピアノ棟」とかちょいちょい名物があるらしいですがね。