ついに怪しい（？）おじさんと遭遇！！

8月某日、朝7時10分頃。横浜そごうのバス乗り場入口付近で再度、調査を開始。取材当日は平日だったので、現地周辺は会社に通勤するサラリーマンやOLが大勢行き交っていた。

そんな中･･・


「デズニーランドは17番！」

「スカイウォークは14番ね！」


階段の上からそれらしき年配の方っぽい声が聞こえてきた。
急いで階段を上ってみると･･･あの人がそうか！！
　

怪しいおじさんを発見！

うちわを片手にバス乗り場の案内をしている怪しいおじさんを発見！
お仕事の真っ最中(？)に申し訳ないが、直撃インタビューを敢行してみた。

ボケ対策でバス案内をやっているらしいが･･･

　

噂のバス案内の怪しいおじさん

―「バスの案内をしている怪しいおじさんがいる」って聞いたんですけどあなたですか？
フフフッ。

―ボランティアで活動されているんですか？
違うよ、ボケ対策。

―年齢はおいくつぐらいなんですか？
言わなきゃダメ？　80歳近いんだけど。

―お名前は？
ごくありふれた名前だよ。佐藤だとか、田中だとか、高橋だとか。

―どれなんですか？
高橋だよ。

―普段は何をされているのですか？
なにもしてない。ゴミ箱あさって、残飯あさって、こじき（※本人の言葉をそのまま掲載しています）をしてるよ。

―なるほど。では、どちらにお住まいですか？
住んでるのはこの辺（横浜駅付近）ね。

―バスに詳しいんですね。
詳しいって言うよりも長く生きてるから覚えてるだけだよ。

―バス会社では働かないんですか？
こんな年寄りを誰が雇うんだよ。足はガタガタだし、頭パーだし。

―いつから活動されているんですか？
このビルは1985年にできたの。その前からずっといる。


どんな人だろうと思い話しかけてみると、ちょっと酔っ払っているかのような口調で、質問に対して軽快に答えてくれ、掴みどころはないけど普通に面白い方だった。

本人いわく、自分のことを「こじき」とは言っていたが、ホームレスにしてはYシャツにスラックスなどと綺麗な身なりをしていたので、もしかしたら普通に家庭をお持ちなのかもしれない。

取材を終えて・・・

横浜そごうのバス乗り場で案内をしている怪しいおじさん。

彼はボケ対策としてバス案内をしているおじさんだった。
インタビュー中に、高橋さんへ挨拶をしていく方がチラホラ見受けられたので、毎朝通勤などでバスを利用する方には顔馴染みのように思える。

なお、バス案内おじさんは早朝から8時25分まで活動しているそうなので、興味のある方は一度会いにいってみてはどうだろうか。

しかし、横浜には怪しいというか面白い人が多いような気がする。
もしこれからもキニナル人を見つけたら、ぜひ「はまれぽ」まで連絡いただきたい。


―終わり―