本格的な窯焼きピザを出すという、吉田町の穴場イタリアン「Tempters」に突撃!
ココがキニナル!
デリバリーピザではなく、本格的な釜焼ピザのトッピングが売りの店が吉田町にあります。tempters。そこのフルトッピング。いわゆる全部のせと対決してきてください。(brooks さん)
はまれぽ調査結果!
Tempters自慢の本格窯焼きピザは紛れもなく美味! 現在はフルトッピングは受け付けておらず、自分の中でベストのトッピングを探すのが正解だ!
ライター:はまれぽ編集部
自慢のピザを拝見!
お話を伺ったあと、同店自慢の本格窯焼きピザをお願いすることに。
お店のHPを見てみるとトッピングは約30種類と豊富。投稿にあるように「全のせ」トッピングをお願いしたが・・・
実は「今はそういうトッピングはやっていないんです。ナポリピザはシンプルなものが良い。メニューに載せているピザはうちにとってベストのピザ。余計なトッピングは必要ないんです」
メニューに載っているピザがベスト!
え? でもお店のHPには多くのトッピングが掲載されてますよね、と食い下がると「オープン当初は、面白いかなと、そういうこともやってみたんですけど・・・」と口ごもる。
なんでも、お客さんによっては同店のピザのバランスを崩してしまうほど多くのトッピングを希望される方もいたそうだ。「それだと美味しくない! ぜひ美味しいピザを食べてほしい」という中邨さんにとって、それは苦渋の選択であった。
すべてのトッピングを否定しているわけではない。「常連さんの中には、ゴルゴンゾーラと蜂蜜のピザ(700円)を頼まれた際、ゴルゴンゾーラを倍にしてほしいという方もいます。そういった組み合わせであればバランスを崩しませんし、何よりゴルゴンゾーラを堪能してもらえるので」
だからこそ、メニューにのっているピザのバランスを崩すようなトッピングはして欲しくないと現在では過剰なトッピングはお断りしているそうだ。
HPに掲載されていた以前のトッピング
ピザに対して絶対の自信とプライドを感じる。たしかにこれだけのトッピングをただ乗せただけのピザでは完成度は度外視となってしまう。それでは「Tempters」のピザの魅力は伝わらないだろう。
この中邨さんの想いを踏みにじることはどうしてもできない!
当初の企画意図とは異なるが、急遽「最もボリュームのあるピザと人気のピザ」に「バランスを邪魔しないトッピング」を加えて用意していただくことに。
同店自慢のイケメンピザ職人、松田さん
燃え盛る本格焼き窯
薪には温度が下がりにくいナラの木などを使用。内部の温度は400度近いそうだ。
見事な手さばきでピザを焼く松田さん
1枚あたり1~2分で焼きあげる。高火力で短時間に焼き上げることで生地内の水分を飛ばさずもっちりとした食感を生み出す。
生地の焼けた香ばしい匂いが漂う中、仕上げにかかる
待つこと数分。ついに目の前に中邨さんお勧めのトッピングが施されたピザが!
まずはもっともボリュームのあるピザである・・・
サクサクポテトとベーコンのマルゲリータ(600円)+トッピングはルッコラ(100円)
「これがサクサクポテトね」と指差し確認後・・・
「見てよ、ボリューミーだよ」となぜかドヤ顔の編集部・宇都宮
かぶりつく!
サムズアップ!
窯で焼き上げられたもっちりとした生地には焦げ目がついていて、なんとも香ばしい。トマトソースとモッツァレラチーズという間違いのない組み合わせと、ベーコンの旨み、サクサクという音が聞こえそうなポテトの食感が面白い。
上にのっているのがサクサクポテト
あっという間に完食!
おいしゅうございました。
続いて同店の人気ピザ・・・
マルゲリータドッピオ(700円)+トッピングはプチトマト(200円)
だいぶお腹が膨らんできた
でも、持ち上げてみるとあまりにも美味しそう
こちらもトマトソースがベース。モッツァレラが通常の2倍乗っている「ドッピオ」のため、チーズの香りが濃厚で食欲を刺激する。しかし、トッピングのプチトマトが酸味を強めるのか、さっぱりとしてしつこくはない。うまい、美味すぎる!
止まらない
最後はトウガラシオイルで辛味をプラスし
「これもいいねえ」とつぶやきながら完食!
筆者は決してグルメというわけではないが、これは今までに食べてきたピザとは明らかに違う。途中、かなりの満腹感はあったが最後まで手が止まることはなかったのは、単純に「美味しかったから」以外に理由はない。
15分ぶり2度目のサムズアップ
この味とボリュームであればとてもリーズナブルと感じる、それが実際にピザを食べた正直な感想だ。
筆者はお腹いっぱいピザを食べたあと、いつもなら「しばらくはピザを食べなくてもいいや」と思う。しかし、今回ははちきれんばかりの満腹感を味わいながら「次はいつ食べに来ようか」と考えていた。
デリバリーのピザも決して悪くはない。筆者もこれからも利用するだろう。だが、時にはこういった本格的なピザを楽しむのも大切なのではないだろうか。
取材を終えて
最近は、コストを削減し安価で効率よく提供される商品も、本格派に負けないだけの味や品質を誇っている。本格派であればそれでいいというわけではない、そう思っていた。
だが、今回「Tempters」を訪れ、本格派の本気のようなものを感じられた。本気で向き合い、真摯に生み出されたものは素晴らしく美味いのだ。
本格的なピザを食べたくなったら、また「Tempters」に足を運ぼうと固く決意し、吉田町を後にした。
人気のワイン・タベルネッロ(グラス300円)などお酒もリーズナブル
―終わりー
Tempters Pizza + Bar
住所/横浜市中区吉田町10 斉藤ビルB1
電話/045-325-8251
営業時間/16:00~24:00 (L.O.23:00)
定休日/無休
駅馬車さん
2015年10月13日 10時53分
ここは気になっていたのですよ。気楽に入れそうな店だったので帰りに寄ってみます(^^)
Tomo-Chanさん
2015年10月11日 22時19分
「吉田町といえば横浜屈指の繁華街である関内の中でも~」とありますが、「関内」とは「根岸線」より海側の地域ですので、「吉田町」は「関内」ではありません。 最近は「羽衣町」辺りでも「関内」とついていて違和感を覚えておりましたが、「はまれぽ」さんまでいい加減に使われているのは大変残念です。
匿名 希望さん
2015年10月11日 02時06分
本格ピザですよね… 本格的なピザとは失礼な記事ですな。