10月17日に行われた「第3回横浜運河パレード」、当日の様子をレポート!
ココがキニナル!
横浜運河パレードが気になります。いったいどんなパレードで、どんな人が参加しているの?(日ノ出町 中年会さん、ばんどさん、のぶりんさん、横浜橋のラッキーさん)
はまれぽ調査結果!
動力船やSUPなど計約40艇が大岡川を出発し、海を回って一周。橋の上などに詰め掛けた人たちも大声援を送った!
ライター:田中 大輔
陸の上でもお楽しみ!
お父さんと一緒に船を桟橋で見送った木村小春ちゃん、小夏ちゃん姉妹は「とても楽しかった」と満足気な様子で、「マリオもかわいかったし、船から聞こえてきたソーラン節も踊れてよかった」と話してくれた。
船に旗を振るふたりと、お気に入りのマリオ
船が行ってしまった後も、日ノ出桟橋周辺ではお楽しみがいっぱいだ。
川沿いには地元の飲食店がズラリと出店し、船団を見送ったお客さんたちはランチを楽しんでいる様子。
右側に運河。テーブルも用意され、その場で食事が楽しめた
以前にはまれぽで紹介したお店も含め、10軒ほどが軒を連ね、イベントに参加。
はまれぽでも紹介した「開港バーガー」や
大ど根性ホルモン
「えにし」さんも!
また、桟橋ではステージイベントも行われ、こちらでもはまれぽと縁のあるパフォーマーたちが続々と。
まずは、着ぐるみ姿での路上ライブで知られる「日ノ出サンデーズ」。
いつも通りの着ぐるみ
ご当地アイドルの「Ponica Road」もパフォーマンスを披露。
いつも通りのかわいらしさ!
天候が回復したことも相まって、運河をきっかけにたくさんの人が思い思いの土曜日を楽しんでいたようだ。
みなとみらいも巻き込んで!?
さてさて、運河を進むパレード船団の方はというと、進むごとに手を振ってくれる人も増えていよいよ快調。
普段、特に覗きこむことのない、なんてことのない川も今日は特別とばかりに、たくさんの人が「頑張って!」と声をかけていた。
一番の人手となったのは代官橋(上)。たくさんの声援が送られた
流れもほとんどなく穏やかな水面。
実際に船に乗っていてもさほど揺れは感じず、快適。普段とは違った景色が眺められるのも楽しいし、パレードに込められたもうひとつの思いである「水上交通」確立の夢も、なかなか悪くないと思えるほどだった。
穏やかな運河をゆっくり行進
大岡川から中村川へと進んだ船団のゴールは、中村川の終点とも言える山下橋ではない。ゴールはスタートと同じ日ノ出桟橋なので、中村川を下った船団は一旦、海へ出ることになる。
ベイブリッジやみなとみらいの風景など、運河とは違った趣があるが、やはり海に出ると揺れはなかなかのもの。その上、見物客のいないゾーンで、単なる移動だからスピードもアップ。
一歩引いて見ると、ちょっとおかしな船
お姉さんもテンションMAX
パレード的には “オフ” の時間帯のはずなのだが、先頭を行くサンバ&ミュージック船のテンションは上がる一方。
大さん橋で一般公開中だった自衛隊の護衛艦「いずも」の見学に訪れていた人や、みなとみらいで休日を楽しむ人たちも巻き込んで、歌えや踊れや。
赤レンガ前でも熱唱!
曲に合わせてサンバも続く!
大岡川に戻ってからも息切れすることなく、それどころか、日ノ出桟橋に戻った後はさらにステージで歌やダンスを披露するほどの元気。
パレード船団は3時間以上かけて、再び日ノ出桟橋へ
船を降りた後も続く、ステージでのパフォーマンス
いやはや、最初から最後まで元気にパレードを引っ張ってくれていた。
取材を終えて
パレード終了後、実行委員長を務めた小林直樹(こばやし・なおき)さんは、「大きなトラブルもなく終えられた」とホッとした様子。
「今回は元町でフードイベントが行われていたし、パレードが通る川沿いの街がそれぞれ独自の盛り上がりをすると、もっと魅力あるイベントになる」と話した。
しかし、「3回目ともなると、ここでパレードをすることが『当たり前』になってきます。その『当たり前』を乗り越えるためには、川沿いの地域ごとに盛り上げていければ」と、さらなる発展を見据えていた。
無事にイベントを終え、穏やかな表情で話す小林さん
横浜の中心地をぐるりと囲っていながら、“ 横浜らしさ ”を演出する要素として挙げられることの少ない運河。
このイベントをきっかけに注目してくれる人が増えたのなら、運河パレードは成功と言えるだろう。今回は行けなかった、という人も、また来年の第4回をお楽しみに。
―終わり―
きたむらさん
2015年10月20日 21時32分
冒頭に『先日の記事でもご紹介した』とありましたが、その先日の記事で紹介されていたミス・キャナルは一体どこに‥