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記号かパズル!? 京急富岡駅近くにある謎の小さいマンホールの正体は?

ココがキニナル!

京急富岡駅近くの六地蔵付近にこのような水道メーター?のようなものがあるのですが、記号やパズルのようで何だかわかりません。これは何が描いてあるのか知りたいです。(宮里砂智子さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

京急富岡駅、六地蔵近くのマンホールのふたの文字の刻印が劣化して削れ、へこんでいた部分だけが残された状態。本来は「ガス TB」と書かれてあった

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ライター:小方 サダオ

施設の関係者に話を伺う



そこで何か手がかりがないかと、東京ガス株式会社に連絡をした。

広報部の島村俊哉(しまむら・としや)さんに話を伺うと「そのマンホールのふたには『ガス TB』と書かれていました。中にあるのはTB(ターミナルボックス)という、ガスの配管の腐食を防ぐために流す電気の状態を検査するための電極が入っています」と答えてくれた。

なぜマンホールがこのような状態になったかを伺うと「上を自動車が通ったりと長い年月が経ち劣化したものと思われます」と答えてくれた。

どのくらい前に設置された設備かについて伺うと「供給施設であり、保安上の理由でお答えできません」とのことだった。
 


市内、歩道上にある「ガス TB」のふた

 
あらためて現場を訪れ一定方向から確認すると「ガス TB」の文字の跡が伺える。
 


「ガス TB」との記されていた
 

文字部分を再現したイメージ

 
さらに投稿のふたの上方に「ガス」と書かれたふた(島村さんによると、「お客さまに安全にガスをお使いいただくためのガス管を管理するため設備」とのこと)があった。
 


投稿のふたの近くにある小さめのふた
 

「ガス」と記されたふた

 
ふたに書かれた文字の真中が少しかすれているようだったが、投稿のふたよりは文字がはっきりしていた。

しばらく現場にいると、国道16号線から曲がってくる車が、ふたの上を通って行く様子が見られた。

このように上を自動車が通ることなどでふたが劣化していったようだ。
 


左側の車輪が通る位置にふたがある
 

上り坂のため車が加速する道だ
 

比較的多くの車が利用する車道だ

 


取材を終えて



マンホールのふたには文字のほかに模様が描かれているものが多いが、投稿のふたは、一部だけではなく全体的に削れて平らになってしまったようだ。

それほど長い年月この場所で役割を担ってきたものだったのだろう。
昔から立ちつづけ、風雨にさらされ顔の輪郭が失われてきた地蔵尊と、その姿が重なるようだった。
 


長い間使用されてきた「ガス TB」のふた

 

―終わりー

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  • 今年はまったく心配ないと思うが、金属製マンホールは雪の日には、スリップするので歩くときはジャンプして、その先の凍ったところで転んだりします(涙)

  • レポートしてくださりありがとうございました。長年の謎が解けて嬉しいです。

  • マンホールとは漢字で書くと「人孔」人が入るための孔だからマンホール、今回のはマンホールと呼ぶのはちょっと違うと思う。

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