市営バスの接近表示機から流れてくる曲は何?
ココがキニナル!
横浜市営バスの接近表示機の曲名が気になります。片方は「赤いサラファン」だと思う、もう片方は知らん。理由含めて知りたいです。(猫丼さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
バス接近表示機から流れる曲は、『赤いサラファン』と『やさしいネリー』だった。著作権のきれた曲の中から選曲された。
ライター:カメイアコ
利用者の反応は?
残念ながら横浜駅のバス停には接近表示機が設置されていなかった。そのことに関して不便を感じている人がいないか話を聞いてみたが、「接近表示機がなくてもまったく問題ありません」「バスは待つものだから」と大人な意見多数。理由の一つに、始発だから比較的定時通りに到着するバスが多いということが挙げられた。
接近表示機があると便利だよね、と話してくれた男性
「横浜から出発するバスは20分に1本あるけど、自宅から駅に向うバスは1時間に1本。へたをすれば1本も走っていない時間帯もある。遅れもひどい場合もあるし、逃したかどうか分からないと不安になるよね」
本数が少ないバス停で接近表示機がない場所だと、ついイライラしてしまったり、不安になってしまったりするようだ。スマートフォンで調べることもできるが、その術がない人たちにとって接近表示機は大切な情報源になっているということが分かった。
横浜市立市民病院
バスが行ってしまったばかりの時は、何も表示されない
「時間になったら3・2・1とカウントダウンを始めますよ。表示があるとやはり便利ですね。安心感もありますし」とベンチでバスを待っている方々。
おしゃべりを楽しみながらバスを待つ
すると「あれ、もうバス行っちゃった?」と病院から出てきた男性。
「もう45分のやつは行ってしまったみたいですよ」と女性。
「そうですか、ありがとう」とバス待ちが会話のきっかけになるようで、接近表示機があるおかげかバスを待っている心に余裕があるように感じた。
では次世代の接近表示機であるタブレット型を探しに、南区にある東橋停留所の横にあるファミリーマート和田屋万世町(まんせいちょう)店へ。2013(平成25)年6月13日から横浜市交通局と提携し、運用を開始しているそうだ。
寒くて暗い中でバスを待つのは嫌
ファミリーマート内にタブレット型端末を発見
イスに座って待っていられる
タイムラインのようにバスがどこを走っているのか表示される
寒い季節は暖をとって、暑い季節は涼むこともできる。店内でコーヒーを買って、飲みながらゆっくり待つなんてことも可能だ。
買い物ついでに時刻表も確認できる
東橋停留所には雨よけを設置するだけのスペースがないので
屋内で待っていられるメリットはとても大きい。暗い中を待つ不安からも解放されるのも利用者にとってはうれしいサービスだと感じた。
取材を終えて
過去記事の街頭インタビュー中に聞かれた「バスの移動がラクですよ」という理由がよく分かる取材だった。横浜市交通局の絶え間ない努力とサービスの向上が、バス利用者の満足度に直結しており、市民の生活を支えているのだろう。
―終わり―
取材先
横浜市交通局
http://www.city.yokohama.lg.jp/koutuu/
KOZさん
2017年02月12日 17時11分
コンビニでコーヒー飲みながらバス待てるの羨ましい!寒い冬や夏の炎天下で待つのは、これから超高齢化なるから早急に増やして欲しい。狭いところは雨風しのげる小屋でもいいから、音楽でバス待ちが楽しく誰でも安心できるスペースがほしいす。
猫丼さん
2016年03月06日 11時47分
ありがとうございます。今後「やさしいネリー」だと思って聞くことにします。和訳があるのはタイトルだけなのか歌詞もあるのか、歌ってみだいものですが。
柴犬さんさん
2016年02月26日 09時16分
フォスターって、「ケンタッキーの我が家」とか、「おおスザンナ」とかのフォスター?音楽詳しくないけど知ってる!でも、「やさしいネリー」って知らないな、、。もうちょっと選曲のセンスが欲しいと思うな。