グルメのつまった商業ビル「鶴屋うまいもん横丁」に突撃!
ココがキニナル!
鶴屋町に新しく飲食店の入ったビル「鶴屋うまいもん横丁」ができていました。そういえば昔あった焼き鳥屋さんもなくなっているし、偵察してきてください!鶴屋町に活気が出てきた気がします(極上の寿司さん)
はまれぽ調査結果!
3月24日にオープンした「鶴屋うまいもん横丁」の、「Craft Beer x Mex-Italian CRAFTSMAN」と「近藤蛸焼店」、「やきとり平助」を調査
ライター:三輪 大輔
「Craft Beer x Mex-Italian CRAFTSMAN」でビールを堪能
最後に、ビルの2階にある、横浜初上陸のクラフトビール専門店「Craft Beer x Mex-Italian CRAFTSMAN」へ潜入することに。
ちなみにクラフトビールとは、「小規模であること」「独立していること」「伝統的であること」の3つの定義を満たしたビールのことである。
瀟洒な外観
いざ入店!
店に入るとすぐ、巨大なビールサーバーがお出迎え。
要塞のようなビールサーバー。いったいどんなビールが飲めるのだろうか・・・
この日、取材に対応してくれたのは、店長の佐々木航太(ささき・こうた)さんである。
佐々木さん、お願いします!
同店では、日本だけではなく世界の樽生クラフトビールを日替わりで31種用意している。それだけでなく、世界中から集めたボトルのクラフトビールも150種類近くあるんだとか!
佐々木さんは「当店では、日本を含む世界中のクラフトビールを幅広くそろえているので、新しいビールの魅力を存分に感じてもらえるでしょう」と言うと、横浜出店の経緯を話してくれた。
クラフトビール名と産地が書かれている看板
日本では珍しいボトルのクラフトビールもあるそうだ
「横浜は日本有数の港町で、昔から外国人も多くビール文化が根付いている街です。横浜赤レンガ倉庫でオクトーバーフェストなども盛んに行われており、クラフトビールに親しんでいる方も多くいます。そうした土地柄と当店の親和性が高いと感じて、今回オープンすることになりました」
確かに佐々木さんも言う通り、横浜とビールはベストマッチする。それでは、幅広くラインアップされたクラフトビールにも、横浜ならではの基準があるのだろうか。
樽生クラフトビールは、ここからサーバーに真ちゅう配管を通って注がれる
「ビールの選定は主に私が行っていますが、横浜という立地を考慮して、横浜ビールはもちろん、厚木市の“サンクトガーレン”や茅ヶ崎市の“湘南ビール”なども入荷しています。世界のビールと横浜のビールを飲み比べて、地元の良さを再発見することもできるのではないでしょうか」
また、日替わりの31種類のクラフトビールは、「IPA」や「ペールエール」、「ホワイトビール」などの9つのカテゴリーを設け、バランス良くそろえられている。「自分の好みの味が選べないのでは・・・」と、心配になった方もご安心あれ! メニュー表には、どのような味か分かるように「BEER FLAVOR CHART」なるものが記載されているのだ。
メニュー表にびっしりと並ぶクラフトビール
価格帯が高いイメージのあるクラフトビールであるが、同店の客単価は3000~3500円とのこと。一人で飲めるカウンター席もあり、さまざまなスタイルでクラフトビールを堪能することができる。
店の入り口のそばにある喫煙席
佐々木さんによると、筆者も無性にビールが飲みたくなってきた。そこで、「飲み比べ3種類(1050円)」とフードのおススメ「ナチョス ハムスとサルサソース(930円)」と「ハムの盛合せ(840円)」を注文することに。
佐々木さんの手によって、ビールが注がれていく
同店の樽生クラフトビールは、入口すぐの要塞のようなサーバーで全て注がれる。そのため、自分の注文したビールが、目の前で注がれていく臨場感あふれるシーンを見ることができるのだ。
そうこうしているうちに、ビールが登場!
この日、出されたビールは右から、フルーツビールの「サンクトガーレン 湘南ゴールド」と黒ビールの「スワンレイク ポーター」、そしてホワイトビールの「富士桜 ヴァイツェン」である
早速、いただきます!
まず「サンクトガーレン 湘南ゴールド」では、サッパリとした味わいであるにもかかわらず、華やかな香りも同時に楽しむことができた。また、黒ビールの「スワンレイク ポーター」は苦みが少ないため、深いコクをしっかりと堪能できる。そして、ホワイトビールの「富士桜 ヴァイツェン」はフルーティな味わいとなっているので、ビールが苦手な方でも飲めるだろう。
どれも個性のある味わいで、一つひとつのビールから醸造家のこだわりを感じることができた。3つとも、とても美味しい!
3つのビールの飲み比べをしていると、今度は料理が運ばれてきた。
「ナチョス ハムスとサルサソース(930円)」と
「ハムの盛合せ(840円)」
「ナチョス ハムスとサルサソース」はビールに合うということから同店の人気メニューになっている。ちなみに、ハムスをワカモレに差し替えて、アボカドを使った「ナチョス ワカモレとサルサソース(930円)」も用意しているそうだ。
また「ハムの盛合せ」には6種類の自家製ハムが乗っている。この日は、プロシュートやラルドなどが乗っていたが、内容は季節によって変更になるとのこと。
しゃぶしゃぶやすき焼きで使う肉のようにデカいハム!
数多くのクラフトビールがあり、日替わりのもあるので、同店のビールを全種類制覇することは難しいだろう。筆者も、何回来ても飽きない店だと感じた。
ちなみに夜の雰囲気は、こんな感じ
佐々木さん、ありがとうございました!
取材を終えて
ランチはもちろん、一人飲みや宴会、デートまで楽しめる「鶴屋うまいもん横丁」。このグルメスポットが街に根付いた時、鶴屋町は一大グルメタウンになっているかもしれない。
ただ今回は「鶴屋町うまいもん横丁」を調査したが、現在「横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」が動いている。鶴屋町全体がどのような姿になるのか、引き続き取材を続けていきたい。
鶴屋うまいもん横丁
住所/横浜市神奈川区鶴屋町2-16-4
「やきとり平助」
電話番号/045-311-0386
「近藤蛸焼店」
電話番号/045-548-9090
営業時間/11:00~23:00
「Craft Beer x Mex-Italian CRAFTSMAN」
電話番号/045-624-8288
営業時間/平日 17:00-26:00、金曜・祝前日 17:00-27:00、週末・祝日 11:30-26:00 (日曜日のみ24:00閉店)
ushinさん
2016年06月10日 22時13分
エフテムRONビルだぁー。ここには少なからず絡んでるので、いつかは食べに行こうと思ってる所
しげさん
2016年06月05日 17時28分
小さい店がたくさん入っているようなので、薄く浅く多くの店を紹介して欲しかった。3店だけの紹介だけではちょっと物足りません。
かげろ~さん
2016年06月01日 22時18分
31タップのクラフトビール!メニューにテイストチャートも有る辺り、東京に多店舗展開しているCRAFT BEER MARKETの系統かなと感じます。フードメニューはちょっと違うようですが、コンセプトがかなり似ています。サーバーの構造も神田淡路町店にかなり似ているような。