横浜市内の「神奈川淡麗系ラーメン」でオススメの店はどこ? vol.3
ココがキニナル!
醤油ラーメンで人気な「くじら軒」が横浜発祥だとは知りませんでした。取材してください(アフロロさん)/センター南にあるウミガメ食堂についてレポートをお願い!細麺、最高です!(Shokaiさん)
はまれぽ調査結果!
スープの精密さが光る「くじら軒」と極細自家製麺がウリの「ウミガメ食堂」を紹介する。
ライター:カメイアコ
自家製極細麺がウリのウミガメ食堂へ
今度はセンター南駅に移動し、自家製の極細麺が最高! と評判の「ウミガメ食堂」へ向かった。
センター南駅から徒歩5分ほど。ウミガメのイラストが目印
中区の奇珍楼(きちんろう)で修行を行った店主、黄正剛(こう・せいごう)さん
海の家のような開放的な店内
2011(平成23)年にオープンしたウミガメ食堂。リゾートのような店内でラーメンや中華料理が食べられると、近隣に住む人や会社員が訪れるという。当初はラーメン専門店としてオープン予定だったが、お客さんの要望で定食やお酒に合うおつまみなども提供する中華食堂となった。
店内にはウミガメの置物や写真が至る所に飾られていたので、「これはウミガメ好きに違いない」と確信。
黄さんに尋ねてみると、「沖縄の大学に通った時に、先輩に連れて行ってもらった海でウミガメを初めて見ました。沖縄ではよく見られる光景なのですが、横浜出身の自分にとっては、カルチャーショックでした」と答え、沖縄での生活でウミガメが大好きになり、店名にしたという。
お客さんからウミガメをモチーフにしたグッズをいただくことも
黄さんのお祖父様は老舗中華料理店の「奇珍楼」の2代目で、小さいころから老舗の味に慣れ親しんで育ったという。おじいさんの味を受け継いでいきたいと同店をオープンした。伝統を重んじながら、自分らしいカラーも出そうと新メニューの開発にも意欲的に取り組んでいる。
特製の極細麺は毎日手打ちで作られる
非常にのびにくく、そうめんのようにきめ細やか。シャキシャキと弾力のある麺だ。
スープは鶏ガラをメインに
鶏ガラと豚ガラの両方を使っているが、鶏ガラの割合を多くとることで、味に奥行きがでて、あっさりの中にも豊かな風味が生まれるという。
しょうゆダレにスープを合わせて
麺がスープに滑りこむ
細麺なのであっという間に完成形へ
「ワンタン麺(850円)」は、これぞ淡麗系と評したくなる
口当たりのよいあっさりスープは鶏ガラの甘い脂がたっぷり溶け込む。とにかく麺が美味しく、最高の麺を味わうための至極の一滴といっても過言ではない。
絹糸のように美しい
刻みネギがたっぷりで風味も良い。ボリューム満点だがスープもさっぱりしていて、麺が細くつるつるとリズムよく口に運べるので、あっさり完食を迎えた。
サンマー麺(850円)も人気メニュー
同じスープの上に特製のネギ油で炒めた野菜の甘辛あんかけがのる。淡麗スープに甘辛のあんが秀逸な一杯だ。
渾身の極細麺を食べに来て!
女性のお客さんにも評判が良く、ファミリー層にも人気が高い。地下1階のテラス席では子どもたちが走り回ってもOKと、さまざまな世代のお客さんにラーメンを楽しんでもらいたいそうだ。
取材を終えて
どちらのお店もトレンドを追うのでなく、今も昔も、これからも廃れることのない一杯を守っていた。流行りのお店も魅力的ではあるが、スープを飲んでほっと安心するラーメンを提供できるお店はとても貴重だと感じた。
―終わり―
取材協力
くじら軒
住所/都筑区牛久保西1-2-10
電話番号/045-912-3384
営業時間/平日11:00~15:00、17:00~21:30、土日祝11:00~21:30
定休日なし
ウミガメ食堂
住所/都筑区茅ヶ崎中央24-12ライオンズプラザ1F
電話番号/045-508-9204
営業時間/11:00~22:00
定休日/水曜日
ニールキック LEEさん
2018年02月04日 08時47分
くじら軒 は二度と行かない。空いている時間に行きたく、14時過ぎに行きました。超有名店らしいので入店後の活気を期待していたのですが…一言もありません。カウンター内に男性2人女性1人話に夢中で気がつかなかったんでしょう。来客に気付かれても、慌てる様子もなく淡々と接客されました。(他にも店内客は居ましたが)、「まぁこんなもんなんだろうな、美味ければいいか…」と運ばれたラーメンをすすって顔を上げると、先ほどの女性定員の背中が見えました。(カウンター席)寄り掛かり男性定員の1人と話が盛り上がってる模様で、自分が今何をしてるか分かっていないんだと思われ、私が帰るまで終始その状態でした。なので、その時点で味の事など吹っ飛び 二度と行かないと心に決めた数少ない店でした。
shinobu0614さん
2016年11月29日 05時11分
くじら軒とほかの店を同等に紹介するのは失礼な気がする。伝説の95年組のひとつだしね
misatoさん
2016年07月20日 05時24分
くじら軒は神奈川淡麗系の元祖とも言える存在だが、ウミガメ食堂は「中華料理系」で、味の組み立てから何から全然異なる。あっさりスープと細麺ならなんでも神奈川淡麗系と思っているなら、不勉強に過ぎる。間違った情報を流布することに、もっと注意をはらってほしい。また、ウミガメ食堂側からNGが出たのかも知れないが、奇珍の二代目が離脱してウミガメ食堂を開店(店主は孫)、製麺担当の二代目がいなくなった奇珍は自家製麺ができず製麺所からの仕入れに切り替え今に至るという点にも触れてほしかった。つまり、かつての奇珍の味=ウミガメ食堂の味ということ。ウミガメ食堂の料理作ってるのは二代目だし。