横浜で美味しいうなぎが食べられるお店はどこ?
ココがキニナル!
夏なのでおいしいうなぎが食べたいのですが、横浜市内でおすすめの老舗のうなぎ屋さんはありますか??(海苔巻き大臣さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
うなぎ坂東太郎を扱う新横浜の「スズキ」とオープン直後からかば焼きが売れまくる磯子の「小島家」へ突撃
ライター:カメイアコ
かば焼き1650円! 開店からうなぎが売れまくる老舗に突撃
場所は変わって、磯子区の浜マーケットへ。根岸駅から徒歩15分。浜バス停前で降りるとほぼ目の前である老舗うなぎ店にお邪魔します。
1948(昭和23)年創業の小島家
オーナーの小島正喜(こじま・まさき)さん
店頭ではうなぎだけでなく焼鳥や揚げ物を販売
店内では食事も可能だが、うなぎ蒲焼、その他お惣菜類はテークアウトもできる。開店直後にお邪魔したにもかかわらず、うなぎがどんどん売れてほとんどなくなっている。
近所に住んでいるという常連さん
蒲焼2枚をご購入
「もうしょっちゅう来ているの。おいしいわよ」と教えてくださった。
テーブル席から職人さんらが作業する姿が見えるのも良い
おいしく焼きあがっていく過程を目と耳と鼻から楽しめる。五感でうなぎを食べるっていうのも粋なものだ。
厨房へ突撃!
白焼から蒸す作業へ。「蒸し」は時間にして20分間。焼き、蒸し、焼きの作業を経て我々の口へ運ばれる。このひと手間がおいしいうなぎを作るのだろう。
白焼
蒸し20分
タレにつけて、香ばしく
火の近くは非常に熱い。ここでオープン前から作業をはじめ、お店が閉まるまで焼き続けるのだ。職人の仕事に感服する。
生きたうなぎを店で捌く
きゅーきゅー鳴くんだな、うなぎって
業者から仕入れたうなぎを毎日店で捌いて、店頭で販売している。「生きたうなぎを捌くことがおいしさに直結する」と小島さん。捌く姿を見せていただけることに!
マイ包丁を握り、捌いてくださった
「先代には目で盗めって言われて、教えてもらったことはなかったね」と小島さん。熟練の技で迷いなく切り身にしていく。
注文したのは、ランチのうな丼と蒲焼だ。
蒲焼(1650円)
継ぎ足して作る先代から伝わるタレを上からかける
とにかくうなぎの絵ヂカラがスゴイ。困った時はとりあえずうなぎの写真使っておけば収集がつくのではないかと思うほどスゴイよ。
ランチのうな丼(1850円)
蒲焼とうな丼のうなぎはどちらも鹿児島県産のものを使用。ご飯と自家製お新香、お吸い物がついている分、うな丼は200円プラスになる。お得。
魚沼産コシヒカリを使用
同店は醤油が強めのタレで、あっさりしている。先代が新潟出身だったこともありお米は魚沼産のコシヒカリを提供。もっちりと弾力があり、甘いのが特徴だ。その分、うなぎのタレがしょっぱめなので、米とのバランスが非常に良い。しかもランチのご飯はお代わり自由! 米好きライター・カメイ、歓喜である。
山岸の「おお! ご飯と一緒にタレもお代わりしてもいいですか!?」の問いには、困り顔の小島さんだった。くれぐれも良識の範囲で。ね。
ぬる燗でくいっといきたいところだ
取材を終えて
どちらのお店も生きたうなぎを捌くので泥臭さもなく、タレの味でごまかすこともなく、うなぎ本来の味を楽しめた。どちらもお客さんが遠方から足を運ぶほどの人気店。特にスズキさんは予約マストである。
―終わり―
スズキ
住所/港北区篠原町2803
電話番号/045-402-7177
営業時間/11:30~13:30(LO13:05)、17:00~23:00
定休日/日曜日
小島家
住所/磯子区久木町20-3
電話番号/045-751-5841
営業時間/11:00~14:00、16:30~19:00
定休日/毎月9と0のつく日
HP/http://www.isogo-kojimaya.com/
マッサンさん
2016年07月21日 18時57分
TTさん!「うな俊」さんですが横浜・寺家でお店を一本化して営業されているようですよ。
TTさん
2016年07月21日 12時59分
>昔、町田の町谷原交差点そばにあった「うな俊」も絶品でしたよ。 昨今のウナギの仕入れ値の高騰により廃業されて跡地は保育園に成ってしまいました
ポスポスさん
2016年07月18日 22時50分
昔、町田の町谷原交差点そばにあった「うな俊」も絶品でしたよ。神奈川県外でしたがぜひ取材してもらいたかったな・・・・・・・。