「吉田まちじゅうビアガーデン」のモヒート&グルメを一挙紹介!
ココがキニナル!
吉田町の恒例行事「吉田まちじゅうビアガーデン」の様子は? 初めて開催される「オリジナルモヒートコンテスト」の顔ぶれもキニナル!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
ビアガーデン開始直後からテーブルは常に満席状態の大盛況。趣向を凝らした各店舗の「オリジナルモヒート」で暑い夏を吹き飛ばそう!
ライター:大野 ルミコ
照り付ける太陽の下、街はすでにお祭りモード全開!(つづき)
そんな中、やっぱりキニナルのは各店の「オリジナルモヒート」の味。どうせならちょっと変わったモヒートを飲んでみたい――と、探す中、早速、目に留まったのが本格イタリアンバル「PORTO」の「モヒート・イタリアーノ(500円)」だ。
ピザの仕込み中・・・おじゃまします!
ホワイトラムにアマレットをプラスしたちょっと大人の「モヒート・イタリアーノ」
ホワイトラムにイタリアを代表する、ちょっと甘めのリキュール「アマレット」、そしてライムにミント・・・その組み合わせでどんな味になるのか、アマレットの香りはそのまま残っているのか、それがキニナル。
「PORTO」では、マルゲリータ(1000円)とトリッパの煮込み(500円)もゲット♡
続いて、「モヒート・イタリアーノ」に対抗して同じく、国の名前をカクテル名に掲げていた「SPADA」の「ジャマイカンモヒート(700円)」も購入してみた。いったい何が入っているのか、全く予想できないところもキニナル。
「吉田本通りでは一番新しいバー」だと語る「SPADA」
グレナデン(ザクロ)シロップの赤が映える「ジャマイカンモヒート」
グレナデンシロップの赤、レモンの黄、ミントの緑がカップの中で交じり合う、鮮やかな「ジャマイカンモヒート」。この“色の組み合わせ”にこだわったカクテル、「名前を先に決めて、内容や味は後から勢いで決めた(笑)」というのが面白い。
早速、山岸とともにいただきます!
「PORTO」の「モヒート・イタリアーノ」は、爽やかなミントの香りの後に、アマレットの香りが口の中に広がる不思議な感覚。しっかりと“リキュールの味”を楽しむことができる、まさに大人のカクテルといった感じだ。
そして、「SPADA」の「ジャマイカンモヒート」は、グレナデンシロップの甘酸っぱさが際立つ、非常に飲みやすいカクテル。だが・・・飲み終えてもしばらくラムの香りが残るくらいだから、かなり強めなのではないだろうか(たぶん)。ジュース気分でグイグイ飲んでしまうと、痛い目に合うかも(笑)。
「PORTO」のマルゲリータも激ウマだったなぁ・・・
今回のモヒートコンテストでは、基本材料として、サッポロビールが販売する「バカルディ スペリオール」、地元・坪井食品の「横浜オリツルサイダー」、キーストーンテクノロジーの「よこはまハイカラ野菜・ミント」を必ず使用するという決まりがある。
「地元・横浜ならでは」の材料を使って、各店舗がオリジナルの味を生み出す
そのため、いくら「オリジナル」とはいえ、そんなに味に違いが出ないのではないか・・・と、想像していたのだが、その予想は甘かったようだ。最初の2杯で「さすがバーの街!」と思わせるほど、その味も見た目も全く違う、まさにオリジナルの味を楽しむことができた。
そうなると、酒好き・山岸と筆者がたった2杯で満足するわけはない。さらに「キニナル」「飲んでみたい」オリジナルモヒートを求め、各店舗を巡った。
と、ここで「PIGGIETAIL CONNECTION(ピギーテイルコネクション)」の平松さんを発見!
前回の取材で「キュウリを使ったモヒートを作る」と公言していた平松さん。やっぱりそのオリジナルモヒート(ブーブーモヒート/950円)は飲まないわけにはいかないだろう。
ホントにキュウリ! しかし、いつ見ても平松さんの仕事は丁寧だなぁ・・・
「途中でキュウリをつぶして味の変化を楽しんで!」と、箸付きで提供
一口飲んでみると、思った以上にキュウリの味が口の中に広がる。それは決して「青臭い」のではなく、驚くほど爽やかなのだ。途中、カクテルの中に入ったキュウリを食べながら飲んでみたが、それもまた不思議に美味しい。まさに“夏”を感じる、そんな味のカクテルだと感じた。
・・・そしてもう一軒。
「和BarreL」が提供する「アップルジンジャーモヒート(500円)」にもチャレンジ
「アップルジンジャーって、めちゃくちゃ美味しそう!」という、筆者の好みで選ばれたこちらのモヒート。リンゴ酒が入った飲みやすさも好評のようで、ビアガーデン開始後1時間で「一番注文が入っています」とのこと。
オリジナル「アップルジンジャーモヒート」の人気にこの笑顔
リンゴ酒が入っていることもあり「甘くて飲みやすいんだろうな・・・」と予想しつつ、一口。まさに間違いのない、安定の美味しさなのだが、最後に広がるミントの香りにはかなり驚かされた。これ、ミントエッセンスとか、使っていないですよね?
ミントはカクテルの上にのせているだけなのに・・・
聞けば、「ミントの葉を手のひらで叩いてからのせている」だからだという。そうすることで、「ミントの香りがふわっと広がる」のだとか。ちょっとした技でこの違い――うーむ、奥が深い。
会場内を歩いていると、ほかにも思わず「飲みたい!」と足を止めてしまう、オリジナルモヒートが勢ぞろいしている。例えば・・・
「Ω-Café(オーカフェ)」の「キウイモヒート」や
「yuran MAGNOLIA(ユランマグノリア)」の「新感覚ブルージュレモヒート」
「海風」のモヒートは、沖縄居酒屋らしくシークァーサーを使用
個人的にキニナった「WADACHI」の「男梅モヒート」など、各店の個性が光る!
出店した22店舗のオリジナルモヒートを1日ですべて飲み比べるのは難しい。でもご安心を。これらの味は、この「吉田まちじゅうビアガーデン」の会場だけでなく、ハロウィンまでのコンテスト期間中は、通常営業時にも各店舗で提供される予定だ。
また、期間中、各店舗でオリジナルモヒートを1杯飲むごとにスタンプが1個もらえる「スタンプラリー」も開催。スタンプがたまると抽選で景品がもらえるというのもうれしい。
各店舗を回ってスタンプを集めよう♪
また、「吉田まちじゅうビアガーデン」には出店していないが、各店舗でのみ味わうことができるオリジナルモヒートもあるという。ならば・・・やはり再訪して飲み比べをしてみなければ!
「ビストロノミー・ラトリエ1959」のように、通常営業時のみ味わえるお店もある
ちなみに・・・この「吉田まちじゅうビアガーデン」の会場で各店のオリジナルモヒートを1杯飲むごとに、抽選補助券が1枚もらえる。この補助券2枚で1回、ハズレなしの抽選会に参加できるという。
4杯飲んで2回の抽選に参加。シールをめくると結果が印字されている
「参加賞」に終わった筆者は、バカルディのストラップ。でもかわいいぞ♡
強運・山岸はD賞のオリツルサイダーをゲット! ちょっと重いけど(笑)嬉しい
ほかにもちょっぴりうれしい商品がいっぱい(内容は・・・お楽しみ♡)! 次回(8/27<土>)も、この抽選会はやっているそうなので、ぜひ運試しに一度いかがですか?
抽選はそば屋さん「角清」前に設けられた運営本部で開催。「お待ちしてます♪」
ビール、モヒート+α・・・真夏の一日「バーのある街」吉田町
もちろん、「吉田まちじゅうビアガーデン」では、この「オリジナルモヒートコンテスト」以外にも、イベントなど見どころが目白押しだ。
会場内、3ヶ所のステージではバンド演奏などが行われ・・・
夜には情熱的なタヒチアンダンスも。みなさんキレイ♡
昼から夜まで、大にぎわいの街を支えるのは、やはり吉田町で店を構える飲食店のみなさん。この日のための“特別メニュー”は、どれも安くて高クオリティなうえ、道の両側から気さくに声がかかるので、あれもこれも・・・と購入したくなってしまう。
老舗鶏肉店「梅や」も、終日大盛況! 焼き鳥&唐揚げ・・・美味しそうっ
インドダイニング「SAFARI」では、本格カレー+ナンが500円。安い!
こうした各店の自慢の味を肴にモヒートを楽しむグループに声をかけてみた。
まずは「上大岡から遊びに来た」という男性2人組
もともと「野毛で飲もうと思っていた」そうだが、吉田町でビアガーデンが開催されているのを見て、すぐに「楽しそう!」と予定変更。「今日は天気もいいし、今日はこのままここで飲み続けます!」
「上司と部下」の間柄だという3人組。すでにいい顔色になってますね(笑)
次にお邪魔したのは、「よく吉田町で飲んでいるという上司に誘われて」やって来たという3人組。「オリジナルモヒートコンテスト」が開催されることは知らなかったそうだが「いろんな味が楽しめるのはイイネ!」と、充分に満喫しているようだ。
みんなが思い思いに夏の休日を楽しむ――こういう雰囲気好きだなぁ
結局、筆者も山岸も、夕方までモヒートやビールを飲みまくり、一度中座して再度、夜に訪れる・・・と、一日中、吉田町を堪能してしまった。
しまいには、モヒートを片手に街をブラブラ。でも、それもまた楽しい
確かにテーブル席を確保するのが大変だったり、日が高いうちは暑くて、席によっては日光浴になったりと、野外ならではの不便や苦労もあるが、こういうマッタリとした休日、たまにはいいかも。
8月27日に発表されるという「オリジナルモヒートコンテスト」の結果も楽しみ♪
次回、完全プライベートで飲みに来ようかな。
取材を終えて
いい感じに盛り上がり、そしていい感じにゆるいイベントだった――と思う。たった250メートルしかない通りを埋め尽くす人たちが、ひたすら飲み、イベントを見てワイワイ盛り上がる。あの光景は素直に「また行きたいなぁ」と思わせるだけのものがあったように思う。
そして、街全体、各店舗同士のつながりが強く、みんなが仲良し。改めて「いい街だなぁ」とも思った。
あちこちで飲食店同士の交流シーンも見かけた
じっくり半日、サクッと1時間程度・・・「吉田まちじゅうビアガーデン」はいろんな楽しみ方ができるイベントだ。ぜひ多くの方にあの“空気感”を味わってみてほしいと思う。
―終わり―
makomakoさん
2016年08月05日 12時30分
ヨコハマ経済新聞に載ってましたよ。http://www.hamakei.com/headline/9873/
じゅん☆じゅんさん
2016年08月05日 07時23分
このイベントを知りませんでした。「今週のオススメイベント情報」にのっていないのは、おかしいと思います。