すごい設備で「神もどきスイング」できる川崎のバッティングセンターとは?
ココがキニナル!
川崎の久地にあるアンダーアーマーが運営するバッティングセンターの取材をお願いします。スポーツメーカーらしくバットやスパイクから人工芝に至るまで凄い設備を誇っているようです(コビン・ケスナーさん)
はまれぽ調査結果!
アンダーアーマーのショップと併設し、バットやバッティンググローブ、シューズなどをレンタルして打てる。元プロ野球選手の野球教室も好評。
ライター:山口 愛愛
神もどきスイングで気分爽快!
コンセプトが分かったので、本題のバッティングを体験!
まず、1枚200円で25球打てるコインを購入。野球、ソフトボール経験者の筆者は、ときどきバッティングセンターを利用する。200円20球や300円25球のバッティングセンターが多いなか、1回200円で25球打てるのは良心的だ。
ショップ内がゲージの入口
販売機で購入。6枚1000円のお得なセットも
コインまでアンダーアーマーのロゴ入り
なんといってもアンダーアーマーのグッズを無料で使えるのが魅力。軍手を貸し出しているバッティングセンターもあるが、フィットするバッティンググローブを選べるのは嬉しい。
女性用のシューズがあるのもメリット。ヒールを履いて男性の付き添いで来たとしても、履き替えられる。
女性客も2割程度いて、女子2人組もいるそうだ。「初心者や女性にも打ち方を教えるので、気軽にきてください」と齊藤さん。
バッティンググローブの大きさや質感もさまざま
筆者はYMDがフィット
可愛いデザインにテンションもアガル
もちろん、バットも自由に選べる。硬式用と軟式用の複数の種類が多めに用意されていて、ゲージの外でしっかり選ぶことができる。齊藤さんにアドバイスをいただき、少年軟式用の短めのバットにすることに。
迷うほどバットが並ぶ
相談しながら、このバットに!
フル装備で打てそうだ・・・
ゲージ内はぜんぶで5打席。右打席の80、90、100km、左打席80km、両打席100kmなどがあり、最高速度は右打席の140km。筆者は左打ちなので、左打席の80kmのボックスへ。
マシンが5台とストラックアウト1面
アーム式のマシンと対面
「近くに野球グラウンドがあるので、草野球の試合前に打ちに来る大人も多いんですよ。ちょっとバッティングを見てほしいなんて言われます」と齊藤さん。元プロ野球選手にワンポイントアドバイスをもらえる機会なんてそうそうない。しっかり見ていただくことに。
少しバットを短めに持ち、いざ勝負
用具の力で打てるような気がする・・・
さぁ、コインを投入。よく球を見て、「カキーン!」。
一発目からライナー性の当たりが向かいのネットを突き刺した。「おぉ、振り抜きやすい!」
バッティンググローブのおかげでグリップがしっかりと握れ、ふだんよりバットが軽く感じる。
「けっこう打ちますね!」
何球かはチップしたが、半数くらいはヒット性の当たりになった。やや上方へ強めの打球が飛ぶと「ナイスバッティン!」と齊藤さんから声が飛ぶ。
「いいですよ! あそこに当たるとホームランで特典がありますよ」と声を掛けられ、狙ってみるが、なかなか近くまでは飛ばない。しかし、25球をしっかり「神もどきスイング」し、気持ち良く打つことができた。
ホームランを狙ってみたが、ちょっと届かず
打ち終わると、「かなり野球やってました? スイングも早くてビックリしましたよ」と齊藤さんが称えてくれ、爽快感が倍増した。
「今もいいスイングですけど、左手の返しが早くこねてしまったときは、一塁ゴロのような打球になってしまうんですね。もう少し前の方(ピッチャー寄り)で大きく振ると、さらに強い打球が増えると思いますよ。この調子でがんばって!」とアドバイスをいただいた。
フォームをつくりながら説明してくれて分かりやすい
自分のクセとポイントが分かり納得!
最新のギアと元プロ野球選手からの助言。店内にはアンダーアーマーと契約しているプロ野球選手のサイン入りバットやユニホームが飾られている。子どもも大人も刺激されるワクワクスポットだ。
ズラッと並んだユニホーム
こちらは読売ジャイアンツの阿部慎之助(あべ・しんのすけ)選手や福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩(まつだ・のぶひろ)選手らのユニホーム。
さまざまな選手のグラブもある
ホームランでハマスタ電光掲示板を破壊した福岡ソフトバンクホークス柳田悠岐(やなぎた・ゆうき)選手のグラブも見ることができる。
最後に、齊藤さんに仕事のやりがいを聞いてみた。
「お子さまの成長が見えるのがやりがいですね。子どもたちは痛いとかつらいとか我慢しがち。自分がピッチャーだったことも生かしてケガしないように見極め、楽しく野球をやってもらいたい。未来の野球選手を輩出したいですね」と期待を膨らませている。
ここは、野球人の夢が詰まった秘密基地だった。
「現役のときと違う喜びがあります」
取材を終えて
野球用品店で試し打ちができるという見方をしても大きなメリットがあるように感じる。
齊藤さんのほかに、元阪神タイガースドラフト1位の的場寛一(まとば・かんいち)さんや、元福岡ソフトバンクホークスの本間満(ほんま・みつる)さんなどがスタッフとして関わり、地域の子どもたちや野球の将来を考え、真摯に取り組んでいた。スポーツメーカーの直営店という以上の価値があるように思える。またぜひ打ちに行きたい!
―終わり―
取材協力
■UNDER ARMOUR BASEBALL HOUSE 川崎久地
http://www.underarmour.co.jp/uabh/kawasakikuji.php
住所/神奈川県川崎市 高津区久地2丁目16-1
電話/044-819-7810
営業時間/10:00~20:00
定休日/不定休
■Under Armour Baseball House 川崎久地 Facebook
https://www.facebook.com/uabh.kawasaki/
陽気なヘンリーさん
2016年09月05日 10時39分
ゴルフ練習場くらいの長いネットがあるバッティングセンター どこかないですかね~、もしくは誰か作って下さい。