帰ってきた「走る居酒屋」! 京急×キリンビール横浜工場がコラボした「ビール電車」の様子は?
ココがキニナル!
2016年に大好評だった京急の「ビール電車」が今年も実施されたよう。どんな感じだった?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
6月10日に昼・夜の2本を運行し、160人が特製弁当やマグロの珍味などに舌鼓を打ちながら満喫。京急は第3弾も企画予定
ライター:田中 大輔
フードも充実
さて、このイベント、お楽しみはビールや各種催しだけではない。ビールを飲む以上、そのアテが必要になる。というわけで、フードメニューにも注目が集まっていた。
前回は崎陽軒の特製弁当がメインだったが、今回は趣向を変えて、京急ストアがこの日のためだけに作った特製弁当、その名も「ビールに合うお弁当」だ。
なんとも分かりやすいネーミング
9つに仕切られた折に色とりどりのおかずが並ぶ作り。
どれもビールに合うように少し濃いめの味付けになっていて、参加者からも「美味しい」、「いろいろなものがちょっとずつ入っていてうれしい」といった声が聞かれた。
でも今回、お弁当は脇役。主役のビールを引き立たせる味付けに
これに加え、京急電鉄のおひざ元で、三浦市の有名店「くろば亭」から、マグロの珍味のセットとマグロチップスが提供された。
「胃袋の燻製」や「心臓の味噌漬けスライス」、「潜水板のベーコン」など、普段はあまり口にする機会のない珍味は、実にビールのおつまみっぽい味わい。
参加者に配られたフード。このほかにスナックなども
大学時代の同級生同士で参加したというこちらの6人組みは、赤ら顔で「楽しいです」と異口同音。通勤に京急線を使っていることもあって、イベントに申し込んだそうだ。
6人ともにビール好きというグループ
「普段は電車で飲んだり、騒いだりできないけど、きょうはそれができる」と、営業中の電車で宴会をするという非日常感を満喫している様子。
奥がビール電車。手前は普通の京急線。この非日常が魅力
参加者たちは、次回があればまた参加したいと口をそろえるが、実際のところは?
京急電鉄の広報担当者は「今回も好評だったので、次回も検討したい」とのこと。現場にいたキリンビール、京急双方の関係者たちもおおいに楽しんでいたようで、どの人に聞いても、「できればまたやりたい」という前向きな答えを聞くことができた。
現時点では未定ではあるが、第3回も期待してもいいのかも!?
案内板には表示されない特別な電車。3度目もあるか!?
取材を終えて
ビール電車を下車した神崎工場長は、「ビール好きの熱意はすごいですね」と笑顔。「作り手としてうれしいですし、お客さんを直接見られるのは励みになりました」と振り返ってくれた。
自身初めてのビール電車を楽しんだ様子の神崎さん
今回の申し込みに間に合わなかった人や、この記事で初めてイベントを知ったという人も、次回の開催を祈っておこう。
その際は、高倍率必至なので、気合いを入れて申し込みを!
―終わり―
よこはまいちばんさん
2017年06月13日 10時51分
1回目は時報を聞きながら申込開始時刻と同時にトライしたが全く繋がらずに永遠リトライするも満席に。今回は仕事の終業が出発時刻に間に合わず申込自体を断念。もう少し遅い時刻に開催してくれれば・・・と思うのだが通常ダイヤが退勤ラッシュで無理かな?お酒が全くの飲めないのだが、次回は是非ともチャレンジしたい。地元に根ざした地元企業との共同企画は好ましいですネ!本当は・・・毎月1回開催して欲しいほどですよ。