【I☆DB】カフェで試合も見られる「THE BAYS」、一般の人はどうやって使ったらいい?
ココがキニナル!
「THE BAYS」の詳細が知りたい。カフェやグッズショップはわかるけど、「CREATIVE SPORTS LAB」って? 一般の人も利用できる?(Koyさん)
はまれぽ調査結果!
カフェとグッズショップだけでなく、地下フロアのスタジオも利用可能。横浜DeNAベイスターズの試合開催日にはカフェで試合観戦も
ライター:田中 大輔
試合も見られるカフェ
その隣にある「Boulevard Cafe『&9』」は、横浜スタジアムでも大人気の球団オリジナルビール「BAYSTARS LAGER」、「BAYSTARS ALE」を始め、食事も楽しめるカフェ。
昼時にはランチ目当てのお客さんでにぎわう
定番メニューの「100%ビーフミートボール(1000円)」や「&9サラダ(1100円)」のほか、DeNAベイスターズの若手選手が暮らす「青星寮」で出されているメニューも人気。
ファンにはすっかりおなじみとなった「青星寮カレー(800円、限定20食、テークアウト不可)」はもちろん、8月28日からは週替わりで青星寮プレートが発売されている。
ミートボールはテークアウトもOK(C)YDB
また、横浜スタジアムで試合が開催される日には、店内2ヶ所でのライブビューイングも開始。ハマスタのチケットが取れなかった人は、こちらで「&9」の食事を楽しみながら野球観戦をすることが可能となった。
ライブビューイングの様子。勝利時には特別サービスも!
店の前の日本大通り沿いにはテラス席も設けられ、こちらでも食事ができる。
ランチを楽しんでいた女性客に話を聞くと、「ここでの食事は初めてなんですが、おいしいです」と笑顔。
日本大通りに面したテラス席。開放的な雰囲気がおしゃれ
DeNAベイスターズのファンという真木さん。愛犬はゴメスちゃん
「犬と一緒に利用できるのも有り難いし、野球のシーズンとは関係なくまた足を運びたいです」とのことで、横浜の街に溶け込む雰囲気にも魅了された様子だった。
「するスポーツ」の拠点、ACTIVE STYLE CLUB
さて、1階にある2つのお店のことは知っている人も多いだろうが、実は地下にも“一般の人が使えるTHE BAYS”がある。
「ACTIVE STYLE CLUB」と名付けられた地下フロアは、体験型プログラムの拠点と位置付けられていて、dianaメンバーやOGが講師を務める「キッズチアプログラム」や、DeNAランニングクラブが運営する「キッズスポーツプログラム」などの会場としても利用されているのだ。
観戦は「見る」スポーツ、こちらは「する」スポーツ(C)YDB/koichi torimura
一般の人向けには「スタジオ/アウトドアフィットネスプログラム」が開講されていて、会員向けにヨガやピラティスなど、たくさんのプログラムが開かれている。
ヨガプログラムの様子。この日は主婦が中心のクラス構成だった
スタッフによると、4月の開講以来すでに100名ほどの人が入会しているそうで、人気があるのは意外にも朝一のクラス。会員は女性が多く、「THE BAYS」でひと汗かいてから出勤、という人が少なくないのだそうだ。
夜のプログラムには、仕事終わりに立ち寄る人が、昼間には主婦の人が目立つそうで、年齢を問わず利用されている様子だ。
スタジオの壁もレンガ。「THE BAYS」っぽさを感じながら汗を流す
取材に当たり、ヨガプログラムを体験受講した編集部・松山は「ヨガ自体が初めてだし、高校卒業して以来運動らしい運動をしていないので不安だったが、『こうやって息を吸えばここが伸びる』みたいに説明が丁寧だったので気持ちよくできた」と話していた。
先生の指導を受けるポンコツ松山の図。親切に説明してくれるので初心者でも安心
また、定期的なプログラムのほか、月ごとに特別なイベントが開催され、スタジオを飛び出しての「パークヨガ」や「スタンドアップパドル(=SUP)」などの特別な体験プログラムも魅力になっているようだ。
プロ野球が「見るスポーツ」なのに対し、このACTIVE STYLE CLUBが掲げているのは「するスポーツ」。
DeNAベイスターズが事業主体になってはいるが、特にベイスターズっぽさがあるわけではなく、野球に興味がない人や、巨人ファン、阪神ファンでも、体を動かしたい人なら誰にでも利用できる環境となっている。
取材を終えて
横浜DeNAベイスターズとなって早6年。新体制となって以降、スタジアムの内外でさまざまな新しい取り組みが行われてきた。
本業であるチームの強化や、観客動員数のアップもさることながら、「THE BAYS」のようにその周辺での活動も多く見られている。
ただの「横浜にある野球チーム」ではなく、地域に根差した球団として認知されてきているDeNAベイスターズ。そして、そんな取り組みのひとつである「THE BAYS」。
夜はまた違った表情を見せてくれる
一番の特徴は、利用するのにDeNAベイスターズファンであるかどうかが問われないところ。もちろんファンだったらより楽しめるが、そうでない人が立ち寄っても楽しめるスポットになっている。
野球ファンじゃないから関係ない、と思っていた人も、一度のぞいてみてはどうだろうか。
―終わり―
「THE BAYS」
住所/横浜市中区日本大通34
CREATIVE SPORTS LAB
受付対応時間(平日のみ) 9:00~18:00
会員利用可能時間:平日 9:00~22:00
土日祝 10:00~22:00
「Lifestyle Shop『+B』」
営業時間/11:00~19:00
ナイター開催日/11:00から試合終了1時間後(最大延長22:30まで)
デーゲーム開催日/10:00~19:00
定休日/不定休
「Boulevard Cafe 『&9』」
営業時間/11:30~23:00
ナイター開催日/11:00~23:00
デーゲーム開催日/10:00~23:00
定休日/不定休
「ACTIVE STILE CLUB」
営業時間/7:00~22:00(平日)、8:00~19:00(土曜日)、8:00~18:00(日曜日・祝日)
ushinさん
2017年09月13日 12時22分
有効活用して生まれ変わってよかったね。前に文化財的価値のある倉庫の取り壊しについて、金も出さない他人が「保存しない会社は国賊!」くらいのノリで批判していたけれど、ボランティアじゃねーんだから、なんで民間が「ただ保存のための保存」に金出さなきゃならないのか?って話で、それなら行政が金出すか?っていうと知らん振り。このような有効活用が成立しなかった結果、記憶の中にしか残せなかったのは仕方ないことだったんだろう。