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横浜の商店街を盛り上げろ! 「スリッパ卓球」の会場に潜入!

横浜の商店街を盛り上げろ! 「スリッパ卓球」の会場に潜入!

ココがキニナル!

今、横浜各地で「スリッパ卓球」がアツい盛り上がりを見せているらしい。試合会場の商店街へ行ってみた!(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

商店街を盛り上げたい思いから生まれた「スリッパ卓球」。決勝戦は2019年11月9日(土)、和田町商店街で行われる

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ライター:はまれぽ編集部

スリッパ卓球はココがスゴい! はまれぽライターも緊急参戦!


 
ここでいよいよ、試合会場に足を踏み入れてみることに。すでにエントリーは終了し、熱戦が繰り広げられている模様。ギャラリーからは、「頑張れ~」という熱い声援が! 試合に目を向けてみると、参加者たちは慣れないラケット(スリッパ)を片手に、性別や年齢の枠を超えて盛り上がっている。
 


地元の郵便局の方が参戦。可憐なスマッシュ!
 

商店街にぶらりと立ち寄ったという女性の方や
 

友人同士で参加している方も!
 

この日の最年少参加者は、見事に1回戦を突破した!

 
予想以上の白熱した戦いに、試合から全く目が離せない状態に! 突然吹きぬける風が、思わぬ方向にボールを運ぶこともあり、最後まで勝敗が見えないところも面白い。そして最後は、勝っても負けても皆が笑顔。いつの間にか参加者同士が仲良くなり、自然とアットホームな雰囲気が作られていた。
 


ちょっと一息つけるオリジナルのポップコーンマシーン

 
その後もすっかり応援に夢中になっていると、「よかったら、ライターさんも出場してみませんか?」と工藤さんからお誘いの声が。どうやら1枠だけ空いている様子。せっかくなので、参加させていただくことにした。
 


この日は、記念すべき「公式スリッパ」のデビュー戦
 

裏面の材質が異なるため、どれを選ぶかも大切になってくる

 
ルールは、5点マッチの3セット制で、先に2セット取った方が勝者となる。筆者の相手は、家族で買い物に来たという男性だ。お子さんの声援を受け、笑顔で手を振るパパの姿に、すっかりこちらも和んでいたが・・・
 


試合が始まった途端、まさかの凄まじいショットが!

 
卓球ド素人の筆者は、打ち返してもアウトかネットというショットを連発し、惨敗。残念ながら、「風を味方につける」ことはできなかったが、「スリッパを握りしめる」という感覚が新鮮で、ボールを打てば「カッコ~ン」という心地良い音が響く。その何ともゆるい感じが、会ったばかりの人との対戦でも、自然と笑顔にさせてくれるのだ。さらに、軽い運動で気持ちがリフレッシュできるのもいい。工藤さんが話していた「幅広い年齢層に楽しんでもらいたい」が、しっかりとハマっていることを改めて感じた。
 


参加賞も頂いた
 

筆者の対戦相手だった男性は、2回戦も勝ち進み決勝へ
 

決勝戦ともなると、迫力のあるプレーが続出!
 

この日の予選会は、土橋俊洋(どばし・としひろ)さんが見事優勝!

 
実は土橋さん、昨年の「頂上決戦」で第2位に輝いたというスゴイ方。「きょうも商店街と試合の両方を楽しみました。11月も頑張ります」と熱く話してくれた。
 
「全はまスリッパ卓球選手権大会」の各予選会を経て、2019年11月9日には各予選会の優勝者が集う「頂上決戦」が開催される。その決戦の地「和田町商店街」には、大会を見守るもう1人の「工藤さん」がいるというのだが・・・?
 
 
 

スリッパ卓球決戦の地、「和田町」で迎えてくれたのは?


 
「瀬谷駅」から電車で向かうこと約20分、「和田町駅」で降り、駅前の「和田町商店街」を進んでいくと・・・
 


徒歩3分ほどで、目的の「工藤不動産」に到着!

 
名前を聞いてお気付きの方もいるかもしれないが、こちらは、「スリッパ卓球」の実行委員長である工藤さんのお兄様が代表を務める会社なのだ。
 


代表取締役の工藤雅也(くどう・まさや)さん

 
「工藤不動産」は、ここ和田町の地で地元密着の不動産会社だ。1961(昭和36)年に、雅也さんの父である工藤護(くどう・まもる)さんが、不動産の賃貸や売買をおこなう「工藤ビル」を創業。
その後、高度成長期の建設ニーズの増加に対応すべく「昭和建設」を設立し、さらに1980(昭和55)年に不動産取引の多様化に合わせ、仲介を専門とする「工藤不動産」を分社化させたという。
 
現在は、「昭和建設」の代表を務める弟の工藤圭亮さんと共に、「工藤ビル」「昭和建設」「工藤不動産」の3社のネットワークで、お客さんの住まいに関するさまざまな要望に応えているそうだ。
 


地域の方から頼りにされる存在

 
そして、「工藤不動産株式会社」は、「スリッパ卓球」開催の2015年から大会スポンサーも務めている。
「父が会社をやっていたこともあり、ここ『和田町商店街』は、私にとっても昔から愛着のある場所。当時は、常に人が行き交い商店街は本当ににぎやかでした。また、あの頃のような活気が戻ってほしいですね」と工藤さん。
 


11月の「頂上決戦」では、フリーマーケットも開催される!

 
2015(平成27)年の「全わだスリッパ卓球選手権大会」から、その様子を見守ってきた工藤さんも、「年配の方や小さいお子さんが楽しんでいる姿を見ると、昔の景色を見ているようでうれしくなります。年々、商店街の盛り上がりも感じるので、今年も期待したいですね」と話してくれた。
 
商店街の活性化を目指して始まった「スリッパ卓球」は、誰もが気軽に参加でき、自然と商店街が身近に感じられるような楽しいイベントだ。しかし、多くの協賛企業を募り、運営を継続させていくためには相当なエネルギーが必要だったに違いない。その背景には、商店街と地域がつながりを持ち、商店街が元気になってほしいという工藤さんたちの願いが込められている。
 
「スリッパ卓球」はその想いをしっかりと受け、その役割を果たしていることを強く感じた。
 
 
 

取材を終えて


 
「瀬谷銀座商店会」での熱戦の中、工藤圭亮さんに「スリッパ卓球の今後」について聞いた。そのときの答えが、今でも心に残っている。
「これからは、スリッパ卓球が良い意味で『1人歩き』してほしい。地元商店街で始まった試みは、お陰様で横浜市内全域にまで拡大しました。道具も一式貸し出せるし、大会を開くためのマニュアルもある。これからは、より多くの商店街で開催して、商店街をどんどん元気にしてほしいですね」
 
「スリッパ卓球」がさらに広がり、全国各地の商店街に活気が戻る。近い将来、そんな光景を目にすることができるかもしれない。
 

※情報は取材時のものです

 
 
―終わり―
 
 
工藤不動産株式会社
住所/横浜市保土ケ谷区和田町1-13-21
電話/045-332-1231
営業時間/9:00~18:30
定休日/水曜日、第1・3木曜日
https://www.kudofudosan.co.jp
スリッパ卓球
https://www.slipper.yokohama

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