磯子駅前の「横浜プリンスホテル跡地」には何が建つ?
ココがキニナル!
磯子駅前の「横浜プリンスホテル跡地」の再開発計画について、詳しく教えてください(mockeyさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
1230戸の大型マンションや、スーパー・保育所などの商業施設が建設予定。磯子駅に近いことと高台立地の安全性などから、人気の物件となっている。
ライター:河野 哲弥
過去最多の問い合わせ件数、内覧は現在一カ月待ち
1月14日(土)から一般向けの内覧がはじまった訳だが、2011年10月に公式サイトを立ち上げて以来、約6000件の資料請求・問い合わせが殺到しているそうだ。また、来場予約もすでに一カ月待ちとなっている模様。これは、東京建物としては過去最多の実績となる。
モデルルームの一例
各戸には、椅子としても使える防災バッグを常備
そんな人気物件、一体、どのような層が資料請求をしているのだろう。
東京建物によれば、年代については30代・40代が中心で、年収が800万円から1,000万円、都内や横浜市などの上場企業で働く高額所得者が多いとのこと。
おそらくその背景には、震災を機に「安全な住まい」を求めるニーズがあるのだろう。
一方、当の磯子はどんな様子であろうか。
住民はもちろん、商店主の声なども拾ってみた。
反対もしないが期待もしない、その訳は
まず現地の様子をもう一度振り返ってみよう。
磯子駅前から道路を一本挟み、その先の坂道を登っていったところが建設予定地になる。
この高低差では、エレベーターが必要かもしれない
遠くに「旧東伏見邦英伯爵別邸」が見える
この坂道を日々上り下りしているという主婦の方数人に、商業施設への期待感を伺ってみた。
すると、坂の上にスーパーが建つことよりも、落ち着いてお茶ができるところが欲しいという意見が多かった。旧プリンスホテルがあった当時は、同ホテルを一種の「憩いの場」として使っていたそうだが、そうした場所がなくなってしまい、残念に思うとのこと。
駅前の雑居ビル内の様子
また、駅前の飲食店や商店主などは、「実はあまり期待していない」と話す。
磯子アイランドビル内の某店主によれば、昼間人口が増えないかぎり、旧プリンスホテル在時のような活気は戻らないだろうとのこと。
同マンションは高額物件。従って共働き世帯が多いと予想され、昼間の利用は、あまり増えないのではないかと考えているそうだ。
1,230世帯は、磯子にどのような影響をもたらすのか
市総務局の調べでは、昨年末の段階で磯子三丁目の人口は3,753人。
約2,500人が引っ越してくるとすれば、単純計算でも約4割の人口増となる。
そうなれば、地域の活性化に全くつながらないとは考えづらい。宅配サービスなどの新しい需要が、きっと生まれてくるのではないだろうか。また、保育所や学校の受け入れ体制なども懸念される。
これだけの話題性と規模を誇るプロジェクト。
まちづくりという観点でも、今後の磯子に注目が集まりそうだ。
―終わり―
THE PEAK ブリリアシティ横浜磯子公式サイト
http://www.yokohama-peak.jp/#/top
とうさんさん
2013年03月27日 18時06分
おお!!! 市大医学部付属病院の屋上庭園から見える建物は「旧東伏見邦英伯爵別邸」だったのか!!! ビジネスパークの建物が見えるはずないな、とは思っていたが。 で、ここの話。陸の孤島になるでしょうね。 が、あんな高台、当然車を何台も持っている方々が住むのでしょうからほっときましょう。 ○○と金持ちは、高い所がお好きだから。
祝人さん
2012年01月20日 05時38分
いいかえれば 陸の孤島的な住宅群になるのでしょうね。 駅前商店街にはなんらメリットはないだろうし 周辺住民がわざわざいくほどの魅力的商業施設ははいるのだろうか、本牧のあの大型商店街はいまどうなっているかなんてのもちらりと頭をよぎるのではあります。昔通った磯プリのプールサイドが懐かしい オジィなんだなあ