整備されていく街なみを巡る、はま旅Vol.50「新横浜編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第50回は、整備されていく街なみを巡る、新横浜駅の旅。
ライター:橘 アリー
17時までランチタイム!?
時間はすでに15時をまわっていたので、「ランチタイムの時間は終わりかな…」とちょっと弱気になりながら歩いていると、魅力的な看板を発見!
何と!午後17時までがランチタイム!?
「やったぁ~!まだランチが食べられる!!」と小躍りしながらお店へ!
中国家庭料理イー☆チャン(YI-CHANG)
店内は、中国のようなアジアンチックのような、昭和レトロのような、アメリカングラフティの世界のような・・・、一言では表現出来ない不思議な雰囲気だが、それがかえって何故か妙に落ち着く。
不思議と落ち着く内装
店内には、60年代のオールディーズの曲が流れている。タイトルは分からないが声からすると、プレスリーのようだ。
ランチメニューの中から、四川白坦々麺のスイーツセットを注文。
四川白坦々麺のスイーツセット(850円)
辛さもほど良く、外を歩きまわってすっかり冷えてしまった体が温まり、とても美味しかった!!
17時までランチタイムをしている理由を、オーナーの宮崎さんに聞いてみると、「最近は、会社のお昼の時間もまちまちになっているので、遅い時間にお昼休みを取る人もランチを食べられるように」との事だった。
オーナーの宮崎義章さん
この中国家庭料理イー☆チャンは、新横浜で日本人が経営している唯一の中国料理店だそうだ。
お店の内装などについて聞いてみると「女性が一人でも気軽に入れるお店を、という想いで店作りをしたらこうなった」、と話してくれた。
お店を出ると、だいぶ雨がひどくなって来ていたが、新横浜公園まで足を延ばしてみた。
公園の様子
次は篠原方面へ行こうと、新横浜駅へ折り返す途中、「マリノスマンホール」を発見!
新横浜駅へ戻ったが、雨がだいぶひどくなってきたので、篠原方面へは日を改めて行くことに。
何と、のどかな風景!!
3月4日、11時半、曇り空の下、旅を再開。
篠原方面の出口
駅構内を抜けて篠原方面へ出ると、整然とした北口とは打って変わったような景色が広がっている。
何と、駅前にキャベツ畑が!
駅前通りのお店は、ビルではなくて、2階建てのアパートのような建物の一室にある。
後ろに見える「新横浜プリンスホテル」とは実に対照的な光景だ。
のどかな雰囲気である
駅前の通りを川崎方面へ歩いて行くと、「正覚院」というお寺があった。
ここは、室町時代の末、1573(天正元)年、暁堂元龍(ぎょうどうげんりゅう)大和尚により創建されたお寺である。
正覚院の入り口
このお寺は、横浜港北七福神の一つである、「大黒天」が祀られている。
横浜港北七福神の石碑
話しを伺おうと訪ねたが、基本的に取材は断っているそうで、撮影などはご自由にとの事だった。
門を入ってすぐ左側には、羅漢像が18体、祀られていて、自由に観覧できる。
羅漢とは、悟りを開いた高僧のことで、ここに祀られている羅漢像は、どれもユニークである。
18体の羅漢像の一部
俗物の身ですが、高僧と同じポーズをとってみました