コットンハーバー、その歴史とともに振り返る!
ココがキニナル!
コットンハーバーの名前の由来は?またインスパがあった場所や、そのまわりは今後どうなるのでしょう?コットンハーバーの過去と未来を教えてください。(かもめさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
“洗いざらしの綿のように”というコンセプトと、かつて近隣にあった綿花町から取った名前だった。INSPA跡地については、いまだ具体的な計画なし
ライター:田中 大輔
これからどうなる、コットンハーバー
では、今後コットンハーバーはどうなっていくのか。
まず話題に挙がるのが、INSPA横浜の跡地問題だ。
2010(平成22)年9月に閉鎖されて以来、建物もまったくそのまま残されていて、別の施設が造られる気配もない。
INSPAの入口には閉店を知らせる張り紙が
建物はそのままだが、窓はすっかりほこりにまみれている
残念ながら、現時点では今後のことで具体的に決まっていることはないのだそうだ。
また、旧INSPAのすぐ横、ホテルとレストランが建てられるはずだった場所もいまだ空き地のまま。
緑のシートがかけられた建設予定地。奥にはINSPAの建物も見える
実際に周辺を歩いてみても、まだまだ未完成の街という印象が正直なところ。
空きテナントもあり、発展の途中であることをうかがわせる
今後の発展が待たれるが、ひとつのカギになりそうな話が。
現在、コットンハーバー地区内には鉄道駅がなく、近くの駅から歩くかバスを利用するのがアクセス手段。
でも、実は最寄りの駅は東神奈川駅でも仲木戸駅でもなく、東高島駅なのだ。
東高島駅。貨物線の駅とあって、関係者以外立ち入り禁止
そんな駅あった? と思うだろうが、これはJRの貨物線の駅。
この駅を含め、路線上の駅を旅客路線としても利用できないものか、という検討が神奈川県を中心とした組織によってなされているのだそうだ。
今のところ、まだまだ目処は立っていないそうだが、ひとつの可能性として存在しているようだ。
取材を終えて
一応の事業完了は見ているものの、まだまだ成長の余地があるコットンハーバー。
現地を歩いていても、どこか寂しげな感じすらしてしまう。
市からのアプローチに関しては、基本的には民間による開発ということで、直接的に手を出すことは難しいそうだ。
景気が上向けばまた状況も変わるかもしれない。
コットンのような心地よい街という名前に負けないような場所になる日を、今は待つしかないようだ。
―終わり―
中山さん
2017年01月23日 11時55分
バブルの頃を思い出します?
ネコおじさんさん
2013年03月18日 07時03分
ミニみなとみらという感じがします。未完成なのは、景気の悪さと思います。みなとみらいでさえ、景気が悪い為か、再開発が中々進んでいないようです。貨物線は可能性があると思います。みなとみらいと、東京まで繋がってます。(横須賀線の線路乗り入れですが)東海道線、京浜東北線、京急の混雑緩和にもなると思います。また、京浜工業地帯も栄えてくるのでは・・駅から遠い事を除けば、住むには非常に良い所と思います。学校も、病院も歯医者も遠いですが・・しかし、スーパーやコンビニがあるのが、いいですね。発展の鍵は駅ですかね。
CUBANPARCOさん
2013年03月05日 12時18分
コットンハーバーにマンションを購入した友人は得意気に話していた事が思い出されます。そう言えば当時は、華やかなマンションのチラシとか目にしたような…全く興味の湧かない土地だったので、正直何で!?と思い、すっかり忘れていましたが、やはり寂れているのですね。