にぎやかにランチタイム

ランチは立食ビュッフェ。ビュッフェ台にはサラダやパスタのほか、寿司やケーキ、ドリンクなどが並んでいる。
　

人気ナンバーワンの寿司
　

参加者は車内で配られた番号のテーブルに行き、ランチを食べる。テーブルは15番まであり、1テーブルあたりの定員は18、9人ほど。
　

デザートも豊富
　

約280名の人々が集結したランチ会場は大にぎわい！
　

ランチを食べながら談笑したり、自己紹介カードを配ったりしている人の姿も。
　
午前11時55分には景品争奪戦の「じゃんけん大会」などが開催され、大盛り上がり
　

じゃんけん大会に参加する先ほどお話を伺った男性を発見し、「頑張って！」と呟く
　

「鉄コン」担当者にインタビュー！

ランチタイム中に「鉄コン」を企画した京急の担当者の方に話を伺うことに。京急が「鉄コン」を開催するのは「今回が2度目」。前回は3月に「鉄コンin三浦」を開催した。まずは「鉄コンを行うきっかけ」を尋ねると、「地域とのつながりから始まった」と担当者の方。
　

松宮の大好物「アナゴ入りのアナゴ寿司」
　

2013（平成25）年11月に京急や三浦市や青年会議所、農協の方々が参加し、「異種業意見交換会」が行われた。その際に「地域を盛り上げるために何か やりたい」ということに。京急の強みは「やはり電車」。なので、電車を使用し、「鉄コンを開催することになった」そうだ。

今回の「鉄コンin横須賀」も前回と同じく、2014（平成26）年5月に横須賀市などが参加して行われた「異業種意見交換会」で話が出たため、「鉄コン を開催することになった」とのこと。前回の「鉄コンin三浦」は定員200名だった。しかし、大反響だったため「定員を上回る男女248名が参加した」と いう。三浦の成功事例もあり、「横須賀でも開催する運びになった」と担当者の方。
　

サラダのほかにエビマヨも！
　

横須賀市は2013(平成25)年度全国一転居率が高い都市だった」。そのため、できるだけ多くの人に訪れ、魅力を感じてほしいと「街おこしのイベント」 を思案。人は“一度も行ったことがない場所”になかなか住もうとしない。なので、まずは市の魅力を紹介し、「足を運んでもらいたい」「ゆくゆくは定住する きっかけになれば」との思いも「鉄コン」に込められているそう。

前回に続き、今回も「近畿日本ツーリスト株式会社（以下、近ツリ）とのコラボ」だそう。「近ツリ」は西武や小田急など、ほかの鉄道会社とも「鉄コンを行った実績がある」のだ。ちなみに「鉄コン」という言葉は「近ツリが発案した」らしい！
　

メニューには蕎麦もアリ！
　

今回のイベントのスタート場所が京急川崎駅なのは、「タイムスケジュール的なことから」。次回の開催については未定。だが、「今後も地域のつながりを生かしたイベントを開催していきたい」とのことだった。
　

インタビューをしていたら時間がなくなってしまい、ケーキ4種を1分で完食！
　

自然いっぱいの猿島へ！

お腹いっぱいになり、ボーっとしていたら船の出発時間5分前に！
　

猛然とダッシュ！

出発直前に三笠桟橋に到着！　
　　

人数が多いため、2便に分かれて乗船する

10分ほどで猿島が見えてきた！
　

ワクワクしながら猿島に初上陸！
　

猿島に到着すると、再びカップリング。
　

希望する参加者はカップリングの列に並び、隣の異性と散策へ
　

「テレビを見て参加した」という横浜出身で現在都内在住の男性（彼女募集中）
　

高低差があり、かなりハードな地形をしている猿島。小学校の遠足を思い出しながら歩いていると、「座席のふかふかさが最高」「空調もちょうどいい・・・」というコアな会話が聞こえてくる。「これはもしや！？」と思い、会話の主であるお二人を突撃する松宮。

するとやはり小柄でかわいらしい女性が「京急が大好き！」と答えてくれる。理由を尋ねると、「京急の方々はとても丁寧で親切だから」とのこと。男性も「京急ファン」らしい。ほほえましいお二人にお礼を言い、船へ。
　

午後3時45分、猿島から出航
　

「よこすかポートマーケット」でお買い物

　

15分ほどで「よこすかポートマーケット」に到着
　

歩いていると、“京急大好きっ子”という女性に再び遭遇！
　

夜は「話していてたのしかった」という、男性2名×女性2名で「ご飯に行く」とのこと
　

エールを送り、店内へと入る。
　

「鉄コンに参加したかった・・・」と話す「長井水産」のお兄さん
　

申し込もうとしたところ、「すでに締切だった」とか！　残念そうなお兄さんに「次回（開催されたら）参加してくださいね！」とスタッフではないが、思わず言ってしまう。
　

店内には新鮮な魚介類がいっぱい
　

おいしそうな「お好み寿司（600円）」も！
　

やはり横須賀らしく“海軍カレー”押し！（写真はよこすか海軍カレーパンロング：210円）
　

スーベニアショップのスタッフの方が激勧する「よこはま海軍カレーカシュ―（490円）」
　

あっという間に30分が経過し、最後の地「どぶ板通り」へ！
　

それぞれの出会いの行方は？

　

京急特製のパスケースやクリアファイルが入ったお土産をいただき、バスに乗り込む
　

約30分で「どぶ板通り」へ。
　

1日一緒だった飯島さんともここでお別れ
　

参加者は13店舗で使用できる「よこすかグルメきっぷ」を手にし、夕暮れ時の街へと消えていった。
　

出会いの行方がキニナル！
　

取材を終えて

1日「鉄コン」に密着させていただき、とても興味深かった。イベントでは、「最初に同性の友だちをつくる→グループで和気藹々（あいあい）」という人が多 かった。「鉄コン」は一度に多くの人と出会えるのが利点。まずは気軽に“さまざま人と話してみよう”という、「出会いのきっかけ」として参加するのもオス スメ。また、さまざまな場所に行けるため、旅気分を味わえるのも魅力。普段はシャイな人も会話の糸口が見つかりやすいと思う。

ちなみに「次回のイベント開催予定は未定」とのこと。だが、第1回の「運命の赤い電車」、今回の第2回「しあわせの黄色い電車」に続き、第3回の「青い電車」を希望する声も聞こえたので次回開催にも期待したい！
　

―終わり―