【横浜の名建築】横浜港のシンボル、横浜マリンタワー
ココがキニナル!
横浜にある数多くの名建築を詳しくレポートするこのシリーズ。第13回は、50年に渡って市民に愛されてきた横浜港のシンボル、横浜マリンタワー。シックな印象のタワーは、間近に見ると無骨で力強い美しさがあった
ライター:吉澤 由美子
開港150周年の2009年5月、リニューアルオープン
展望フロアは29階と30階の2層構造。
こぶりの展望フロアなので、2層にすることで収容可能な人数を増やしたのだと思われる。
展望フロアの構造体がタワーの鉄骨むき出しでハードなイメージ
29階の床には、一部透明ガラスがはまった場所がある。
東京タワーにある同様のものと違い、間になにもないので恐怖感倍増
外側から覗き込むとタワーのトラス構造を上から見ることもできる。
29階と30階の間の階段には、小さなプレートがたくさん飾られている。
これは横浜マリンタワーで結婚式を挙げたカップルのメモリアルプレート。
自分で好きなデザインを施し、階段壁面の好きな場所に飾ることができる
建物に自分たちの名前を入れることができるのは記念になる
横浜マリンタワーは、展望フロアまで階段でのぼるイベントを行っていて、その時はタワーの構造をじっくり観察できるチャンス。
階段へ通じるタワー基部。目の前で見ると印象がずいぶん変わる
複雑に組まれた鉄骨は一見の価値あり
展望フロアまで、健脚であれば歩いて10分程度。次回は10月10日(祝)に開催予定だ。
取材を終えて
取材した日はあいにくの雨だったが、展望フロアで見る雨粒は不思議と地上よりかなり大きく見える。
雨に煙った横浜港も風情があった
今となればかなり低い展望台だが、眼下の景色がちょうどジオラマサイズで親しみやすい。
みなとみらいや本牧埠頭の夜景もオススメ
いったん営業を停止した時には、横浜港のシンボルがなくなってしまうかもとずいぶん寂しい気持ちがした。
リニューアルして街の景観にもなじむ姿になった横浜マリンタワー
全体にエレガントな印象だけれど、近づくと力強を感じる構造で別の美しさがある。
夜にはまた違った顔を見せてくれる
みなとみらいが観光拠点として充実してきてから、つい忘れがちになっていたけれど、ここもなくてはならない横浜の大事な場所だと改めて気づいた。
―終わり―
横浜マリンタワー 公式サイト
http://marinetower.jp/
展望フロアを階段で制覇しよう!「体育の日」
2011年10月10日(月) 10:00~17:00
SMART ILLUMINATION≪光と音のコラボレーション≫
2011年10月7日(金)-9日(日)
時間 18:00~23:00
場所:展望フロア
※期間中の展望フロア営業時間:23:00まで(最終受付22:30)
お問い合わせ先
横浜マリンタワー
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町15番地
TEL045-664-1100
viva平塚さん
2016年01月15日 18時08分
マリンタワーの形をしたプラスチックの虫めがねつき物差しをまだ持ってる。階段で登るとくれた記念品。45年くらい前の物だわ。
よしあきさんさん
2013年03月20日 17時22分
やっぱりマリンタワーは赤と白じゃないとなぁ~