7月某日24時 。吉田氏からの電話。「…次はどんな指令が！？」思わず身構える。

吉田氏：取材だ！これから「根岸共同墓地」に1人で行って来い！頼んだぞっ！

ガチャッ！

最近、吉田氏との会話では一言のセリフすらない松宮。

…と、いうことで｢根岸共同墓地」をネットで検索。すると一部の記事では不気味な雰囲気を醸し出していると書かれているようだ。百聞は一見に如かず。とにかく現地へ行ってみることに。

日暮れ前に帰ることを決意し、早速、横浜駅へ。「根岸共同墓地 」は中区大芝台にあるのだが、行き方がわからないので観光案内所で尋ねる。
　

が、「観光地ではないので詳細はわからない」との答え(当たり前)

しかし、「バスで行ける」という情報をゲット。
　

横浜駅東口のバスB7乗り場へ

「根岸共同墓地」の近くまで行くという103系統根岸行のバスを探していると、停車中のバスが目に入る。「あれだ！」と思った瞬間、バスのドアが閉まる。声にならない声を上げる松宮。

「もうダメか…」するとその時！運転手さんがドアを開けてくれた！お礼を言い、バスに乗り込む。

バスは横浜駅から野毛坂へ。「無事に帰ることができるのか…」と考えていると、あっという間に30分が経ち、「根岸共同墓地」最寄のバス停に到着。
　

山元町2丁目のバス停

が、「根岸共同墓地」はまったく見えない。そこで近くにいたおじさんに聞くと、「根岸共同墓地」はここから徒歩5分ほどらしい。「俺のおやじも根岸共同墓地に眠っている」とおじさん。お礼を言い、共同墓地へと向かう。

根岸共同墓地への道

商店街を左へ

段々と道が細くなり、住宅街へ。
　

西有寺(左)大圓寺(右)などの寺がある

道はさらに細く、迷路のよう

坂道を上っていると、汗で濡れた服がべったりと背中に張り付く。
　

圓大院

この日はかなり湿度が高く、生暖かい風が吹き不快感をさらに増す。住宅街の細い路地を歩いていると、救急車が！熱中症なのか、若い女性が運ばれていく。…何かの暗示だろうか。

石材店を過ぎると、左手に墓地が見え、そのあまりの墓石数にたじろぐ松宮。
お盆時期ではないので、墓周辺には誰もいなかった。

「根岸共同墓地」前