Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2012ってどんなイベント?
ココがキニナル!
ダンス・ダンス・ダンスというイベントが横浜で行われるようですが、いったいどんなものですか?(Hopさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
7月20日から10月6日までという長期間に渡って、横浜市のさまざまな場所でダンスイベントが行われるフェスティバルです!
ライター:吉澤 由美子
横浜市は、新たなシンボルとなる事業として、ヨコハマ・アート・フェスティバルを毎年夏から秋にかけて開催することを目指している。
Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2012のロゴ
ヨコハマ・アート・フェスティバルは3種類のアートで構成されている。それは、言葉に頼らず世界の人々が感動を共有できる、『美術』『ダンス』『音楽』。
このうち、美術は現在3年ごとに開催されている横浜トリエンナーレがそのまま担い、開催がない2年間の、1年目にダンスのフェスティバル、2年目に音楽のフェスティバルを行い、その次の年には再び横浜トリエンナーレの開催となる。
毎年、アートのイベントを夏から秋にかけて行うことで、「文化芸術による賑わい」を定着させ、横浜経済の活性化を図ることを目的に進められている事業だ。
ヨコハマ・アート・フェスティバルというプロジェクトの第一弾となるのが、7月20日(金) にはじまった今回の「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2012(ダンス・ダンス・ダンス アット ヨコハマ2012)」。
いったいどんなフェスなのか、赤レンガに特設された野外ステージで行われていた「赤レンガ市民ダンスパフォーマンス」会場にいらした横浜アーツフェスティバル実行委員会事務局の直井克也さんと太田彩子さんにお話をうかがった。
横浜アーツフェスティバル実行委員会事務局の直井さんと太田さん
Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2012
バレエ、コンテンポラリーダンス、ソシアル、フラ、ストリート、盆踊りなど、さまざまなジャンルのダンスプログラムが集まる今回のフェス。
内容的にも、トップアーティストによるステージから、ワークショップ、ダンスバトルといった大会、学校を中心にした次世代育成プログラム、ダンスクルーズなどの観光プログラムまで幅広い。
Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2012公式サイトで予定プログラムを見ると、本当に盛りだくさん。
マイケル・ジャクソンやマドンナが認めたKENTO MORIのワークショップ。既存のダンスの枠組みではとらえられない独創的な舞踊家、演出家、美術家、映像作家として世界的にも著名な勅使川原三郎の新作ダンス公演。学ラン姿でおなじみのダンスカンパニー、コンドルズと踊る!横浜大盆ダンス。インドのボリウッドダンスもある。
さらに、アンパンマンや不二家のペコちゃんと踊る小さなお子さん向けのイベント。ホテルや船上で行われるソシアルダンスパーティ。ダンス映画のフェスティバルと幅広い年齢層や趣味に合わせてバラエティ豊かなプログラムがひしめく。
Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2012にはチャリティの公演もある。たとえば、8月14日(火)に神奈川県民ホールで行われる「オールニッポンバレエガラ2012~東日本大震災復興支援チャリティ~」
昨年の公演より Photo: 松山悦子
この公演では、日本人バレエダンサーが世界中から集まり、所属の違うプリンシパルや一流のダンサーの競演を見ることができる。
「これだけいろいろなダンスを長期間に渡って体験できる場は、今まであまりなかったと思います。ダンスが好きな方には、自分がやっているのとは違うダンスに触れるチャンスです。ぜひいろいろ体験していただきたいですね」と直井さん。
港を背景にした特設赤レンガオープンステージ
今回うかがった赤レンガ倉庫のオープンステージは、Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2012のために作られた野外ステージ。
2棟の倉庫の間にある
オープンステージでは、フェスのオープニングを飾るプログラムとして、東京バレエ団の「横浜ベイサイドバレエ」が7月21日と23日(20日予定の雨天順延)に上演され、夜の横浜港を背景に美しいパフォーマンスで観客を魅了した。
ゲートは赤レンガパーク寄り
このステージは、「横浜ベイサイドバレエ」のためのもの。公演終了後はステージのしつらえを変え、別のダンスイベントに使用される。
ステージは背景が海と大さん橋