地域住民と大学生ががっちりタッグを組んだ街。はま旅Vol.83「中川編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第83回は地域住民と大学生ががっちりタッグを組んだ街「中川」。緑道を中心にしたコミュニティ活動が盛んだった!
ライター:吉澤 由美子
10月終わりの土曜日、市営地下鉄「中川」駅の改札を出ると、これから上天気になりそうな気配がしている。
駅前にそびえる2本のオベリスクが中川のランドマーク
駅前広場に出ると、なんだかとても賑やか。
いきなりの賑わいにびっくり
人いっぱいの駅前
なんと、偶然にも『秋のふれあいフェスタ中川』というイベントが行われていたのだ。ここで中川の魅力を教えていただこう!
ふれあいフェスタのポスター
地域住民と学生、NPOががっちりタッグを組んだ街
主催者の塩入さんによると、『ふれあいフェスタ中川』は、中川に横浜キャンパスがある東京都市大学の学生と地域住民が協力して、毎年、春と秋の2回行っているイベント。
忙しそうに会場を飛び回っていた塩入さん
塩入さんは中川の魅力について「幅広い年齢層がミックスしていることですね」と教えてくれた。続けて「みんなで『中央遊歩道整備計画』を進めているんですよ」と、そのブースに案内してくれた。
遊歩道ブース。手前の女性がサキさん。隣がナオさん。後ろに酒井さん、福留さん、塩入さん
若いお二人は東京都市大学の学生さん。「都市情報学専攻なので実際に体験できるのが楽しい」とサキさん。ナオさんも、「地域の小中学校と協力して、花壇の手入れをやっていけたら」と話してくれた。
東京都市大学は、駅から歩いて5分ほどの場所にある
この計画の中心は、まちづくりNPO「ぐるっと緑道」。駅近くで「ほっとカフェ中川」というコミュニティカフェも運営している。どちらも、地域住民と東京都市大学の学生たちがメンバーだ。
横にはアクセサリーや小物が並ぶブースがあった。
全部、手作り!
ここは、ほっとカフェでつながったメンバーの集まり。
個性的なアクセサリー
繊細な花モチーフ
仲の良さが伝わる雰囲気あたたかいメンバーの交流
中川については、「静かな街」「安全も大きな魅力」と答えが返ってきた。
隣には、おしるこのブースがある。
おしるこ(150円)は今回が初の試みとか
おしるこを販売していた笠原さんは、「中川は地域住民と学生さんの間で連携ができているところが魅力」と笑顔になった。
「大きなお団子入りなんですよ」と笠原さん