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横浜市内のアットホームで美味しい洋食屋さんはどこ?「東急東横線沿線」編

ココがキニナル!

横浜は洋食屋さんのイメージがあります。チェーン店ではなく、家族経営のアットホームな美味しい洋食屋さんを教えてください。(河童丸さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

東急東横沿線のアットホームな洋食店「洋食ポワレ」「ソフト珈琲」「SunRoad(サン・ロード)」の3軒を紹介。

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ライター:クドー・シュンサク

横浜市内のアットホームな洋食店巡り。前回の横浜駅・野毛界わい編に続く第3回。東急東横線沿線にあるアットホームな1店は10年以上、ほか2店は40年ほど続く洋食店を紹介する。
 


港北区綱島「洋食ポワレ」



東急東横線綱島駅から徒歩10分程度、ひっそりとした県道沿いに存在感漂う「洋食ポワレ」。
 


落ち着いたトーンの外観


店内に入ると、昼食のピーク時を過ぎた時間帯ながら、カウンターのみの店内は満席状態。

 

静かながら明るい雰囲気のゆったりとした店内
 

食券を買うスタイル
 

厨房が忙しそうだったので、店主のオススメではなく筆者の独断で券売機上のおすすめAランチと、あまり目にしない「ドライカツ」を注文。食券をカウンターで手渡し、しばし待つ。
 


「あ・うん」の呼吸で料理をさばくキッチン内


カウンターからのぞくキッチンから、フライの揚がる音とソース類の芳醇な香りが漂ってくる。こういう臨場感も食欲を後押しする。
 


おすすめAランチ(850円)


おすすめAランチは大ぶりのエビフライとチキンソテーに目玉焼き。特製のドレッシングがかかった大盛りのサラダもうれしい。
「カラッ」と揚がったエビフライは卵をふんだんに使用しているタルタルソースで昇天。ふんわりジューシーに焼かれたチキンソテーは薄味ながら塩気がほどよくご飯に合う。コンソメスープの素朴な味わいは、ボリュームあるメインの料理を引き立てている。
そして気になるドライカツ。
 


ドライカツ(700円)


パラリと炒められたドライカレーにサクサクのポークカツ。そこにカレーがかかる。
スパイシーなドライカレーと甘みとコクの強いカレールーの異種カレー競演。食はガシガシ進む。空腹をただただ満たしたい時にはうってつけの逸品。

どっかり洋食を腹にため、店主の方に話を伺った。
 


「いいよ、いろいろ聞いてくれて」との声を背中からいただく


ここ「ポワレ」は今から11年前の2002(平成14)年に開店。それまで店主は日吉の「シュゼット」という洋食店に勤務していたとのこと。11年前に独立し、「シュゼット」で覚えた味を自分流にアレンジし、ポワレのメニューにしているという。平日はサラリーマンでにぎわい、土日は夫婦やカップル、家族連れが多く来店するそう。

淡々とした語り口の店主、こだわりを伺うと「特別にはないけど・・・ひき肉かな」とのこと。ハンバーグやメンチカツに使うパテは牛肉のみ、国産牛のスネ肉と豪州産の牛バラ肉を8:2の割合で挽いているという。
 


開店以来、「初めて」取材を受けてくれたポワレ店主の川又輝夫(かわまたてるお)さん


ドライカツは「シュゼット」で覚えたメニューで、「ウチの独自ってわけでもないけど、頼むお客さんは多いよ」とのこと。