横浜市内を中心に本場の味を提供するお弁当屋「ラメール」とは?
ココがキニナル!
新横浜や鎌倉などの街頭で弁当販売している「ラメール」。低価格でこの品質、多拠点での販売ができるのは驚異的だと思います。その実態についてレポートお願いします(ときさん、HyperNattohさん)
はまれぽ調査結果!
鎌倉山にある厨房で一括調理し、アツアツの状態で発砲スチロールに詰め、一気に配送。経験豊富な料理長が、メニュー開発や料理の仕込みを行っていた!
ライター:藤井 涼子
「ラメール」ホームページによると、関内を中心に新横浜や横浜駅近くなど県内約20ヶ所でお弁当を販売しているらしい。「メインディッシュ・サラダ・デザート」がセットになった、洋風のお弁当メニューが掲載されていた。オシャレな雰囲気のお弁当屋さんという印象だが、実際はどうなのか。早速買いに行ってみた。
ランチタイムに行列ができるシルクセンター店へ
向かった先は、山下公園近くにある「ラメール シルクセンター店」。昼には行列ができるという。
お弁当売り場は、シルクセンター内の地下1階
ピーク時の12時から15分間は、常に12~13人の行列が
この日は2種類のお弁当が販売されていた。
チーズハンバーグマディラ酒のバーベキューソース(680円)
ラメールのお弁当は、「メイン料理」に加え、「パン」または「ライス」がつき、サラダ(トレヴィスとズッキーニのジェノバ風サラダ)、デザート(モカプリン)の4品がセットになって680円(税込)。
680円のお弁当以外に、500円のmasayoランチもある。
この日のメニューは「豚と野菜の甘酢あんあけと芋がらとさつま揚げの煮物」
「フランス料理風のオシャレなお弁当がメインなので女性客が多いかな」と予想していたが、実際はサラリーマンの男性客も多く、全体としては半々という感じ。
なお、木・金曜日限定で、2種類のお弁当のほかに「パンケーキランチ」も販売しており、こちらは女性客に人気だそうだ。
パンケーキは500円(税込)
ラメール店長の藤井さん(右)と、お隣の中華弁当ベイクック社長の藤巻さん
ボリューム満点、ラメールのお弁当を試食!
この日の680円のお弁当「チーズハンバーグマディラ酒のバーベキューソース」をいただいた。ハンバーグとご飯を手に持つとほんのりあたたかく、サラダやデザートはひんやりと冷たい。
ハンバーグの上にとろりとチーズがかかっている。つけ合わせは「ご飯」をチョイス
デミグラスソースがとても美味しい。コクがあって、じっくりと煮込まれた深い味わいに、洋酒がほんのり香る。ゴロゴロと入っている人参やたまねぎなどの野菜も柔らかく、味が染みている。このソースだけで、ご飯がどんどん食べられる!!
ハンバーグは、肉の旨みにチーズの風味が加わってソースと絡めて食べると、まさにレストランの味。つけ合わせはパンかご飯を選べるが、確かにパンにも合いそうだ。
ハンバーグはかなり大きめサイズでボリューム満点。男性客が多いのもうなずける。正直に言うと、一人でもくもくと食べていた筆者は、最後はお腹いっぱいで食べきれないほどだった。
お腹いっぱいでも食べられる、別腹デザートの「モカプリン」も手作りで非常に美味しかった。
ランチのお弁当に680円はやや高いと感じるかもしれないが、期待を裏切らない味とボリュームでとても満足。