神奈川区鈴繁町のサイロで作業員2人死傷した爆発事故のその後は?
ココがキニナル!
神奈川区鈴繁町のサイロで2人が死傷する爆発事故が発生。その詳細は?(はまれぽ編集部のキニナル)
ライター:はまれぽ編集部
サイロ爆発で2人死傷
11月30日(土)午後1時35分ごろ、横浜市神奈川区鈴繁町4で大豆を貯蔵するサイロが爆発する事故が発生、周辺で作業していた従業員2人が死傷した。
事故があった「横浜倉庫 鈴繁埠頭営業所」
事故があったのは「横浜倉庫」(本社・東京都港区)の鈴繁埠頭(ふとう)営業所に14本ある「1号サイロ」の中の1本。
事故があった「1号サイロ」
同社によると、爆発によって落ちてきた30cmほどのコンクリート片とみられる固まりが、神奈川区東神奈川に住む同社関連会社社員の小沢重雄(おざわ しげお)さん(55)を直撃。小沢さんは近くの病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
また、サイロ近くで作業していた金沢区在住の会社員男性(69)が熱風で腕に軽いやけどを負った。同社と横浜水上警察署などが原因を調べている。
同社前はゲートで閉ざされている
「サイロ」とは、飼料や農産物などを収蔵する容器や倉庫のこと。同社によると、サイロは高さ約29メートル、直径約8メートルで容量は約600トン。
備蓄していた飼料用の大豆が古くなったので、約150トンを廃棄するため、サイロと呼ばれる貯蔵庫から搬出する作業中だったという。
同日の作業は朝から死亡した小沢さんを含む10人ぐらいで開始。サイロから大豆がスムーズに排出されなかったため、軽傷を負った男性が排出口付近を見回っていたところ、突然爆発したという。
横浜倉庫は1906(明治39)年設立した、顧客の物品を保管する「倉庫業」を営んでいる。鈴繁営業所は1975(昭和50)年に開設された。
爆発したサイロについて、どの程度の頻度で点検や整備を行っていたかについて、同社は「現在調査中のため、詳細はお答えできない」とコメント。
今後の調査方法については「調査チームを作って検証するかなどについても、現段階(12月1日)ではお答えできない」としている。
一刻も早い原因究明が待たれる
同社は「亡くなられた小沢さんに謹んでお悔やみを申し上げると同時に、負傷された男性にもお見舞い申し上げます。お客様や関係者の方には多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」とコメント。
今後については「引き続き原因の究明と再発防止に全力を注いでいきます」とした。
取材を終えて
まずは亡くなった小沢さんにお悔やみを申し上げます。
横浜倉庫では「調査体制について、現段階では申し上げられない」とのことだったが、事故が起きた「1号サイロ」には、まだ13本のサイロがある。
二度とこのような痛ましい事故が起き内容、早急な原因究明を期待したい。
―終わり―
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たけむらさん
2019年10月31日 22時10分
粉じん爆発だったのかな。穀物はガソリンやLNGなどの危険物に比べて穏やかな品目の印象があるけど、一般の人が考える以上に取扱いが難しいのです。亡くなった作業員さんのご冥福をお祈りします。(参考 Wikipedia[[穀物エレベーター連続爆発事故]])
マリンルージュさん
2013年12月10日 22時08分
Facebook でも明るくない話題に対する「いいね」は不自然なので見直すことになったそうですよ。ぜひ事件記事に対する「面白かった」は廃止してください。> http://japanese.engadget.com/2013/12/09/facebook-sympathize/
干物名人さん
2013年12月02日 12時41分
この記事の目的が分からない。目的を達成されたと思って掲載されていますか?