橋の様子は！？

「赤関（あかぜき）おとなり橋」という橋の名前にある“おとなり”は“音が鳴る”と言う意味なのだろうか？　「音が鳴る橋」とは、いかにも風情があって良さそうだが、一体どんな風に、どんなことをしたら「音が鳴る」のだろうか。
　

投稿にあった写真

そして、「音を鳴らして願いがかなう」というのは本当なのだろうか？　疑問が絶えない。
そんな「赤関おとなり橋」はどのようになっているのか、早速、現地で確認してみることに。

橋の場所を地図で確認してみると、所在地は横浜市瀬谷区宮沢3丁目付近で、瀬谷区を流れる和泉川に架かっているようである。

ところが、所在地付近に来てみると、「宮前橋」があった。
　

宮前橋には、橋の名前と川の名前のプレートがついている

「赤関おとなり橋」は、この近くにあるようだが、どこなのか？
「宮前橋」の上から周辺を見渡してみても、それらしい橋が見当たらないが、ちょうど近くを通りかかった人がいたので、「赤関おとなり橋」の所在地を聞いてみた。
すると、「川に沿って歩いて行くとすぐそこ」と教えてくださった。
　

教えてもらった通りに歩いて行くと
　

投稿写真同様の木製の橋があった

どうやら、この橋が「赤関おとなり橋」のようだ。
どこでどんな風に、何をすると音が鳴るのかキニナルところ。橋を渡ると音が鳴るのだろうか？
親柱に何か付いているのがキニナルが、まずは、橋を渡ってみることに。
　

幅2.5メートル、長さ14メートルほどの、小さめの橋
　

橋の中ほどに、「赤関おとなり橋」と書かれている
　

橋の上から「宮前橋」の方を見た様子
　

「宮前橋」と反対側の様子
　

草が生い茂っており、鴨が泳いでいた
　

橋の反対側の親柱にも何かついている

橋を歩いて渡ってみたが、何の音も鳴らなかった。音が鳴らない。鳴らぬなら鳴らしてみせよう・・・ではないが、橋にある何か音が鳴りそうなものを探してみた。

先ほどからキニナっていた親柱についている円盤のようなものがあやしいのではないか。円盤のようなものを手で回してみると・・・「カランカラン」と高い音が鳴った！！