【統一地方選2015】開票から一夜明け、横浜市民は新知事・新議員に何を望む?
ココがキニナル!
12日の投開票から一夜明け、横浜市民が新知事・新議員らに望むことは? そもそも、どれぐらいの人が投票に行ったの?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
街頭調査の結果、投票に行ったのは3割弱で「誰がやっても変わり映えしない」などの意見が。投票した人からも「あまり期待はしていない」との声
ライター:はまれぽ編集部
投票しても、しなくても「期待せず」?
統一地方選挙の投開票が4月12日(日)に県内各地で行われた。神奈川県知事選と相模原市長選は現職が再選を果たした。
大差で2選を果たした黒岩祐治(くろいわ・ゆうじ)知事
ただ、知事選の投票率は40.72%で、過去最低だった1991(平成3)年の45.17%を4.45ポイント下回った。横浜市議選も投票率は46.73%。前回2011(平成23)年に比べて4.73ポイント低下し、1947(昭和22)年以降、過去3番目に低い数字となった。
有権者の関心は低かった?
県知事選が告示された2015(平成27)年3月26日(木)から投開票の4月12日まで、はまれぽが行ったアンケート(回答数702)によると、期日前投票を含め投票に行くと回答したのは全体の78%に当たる548人に上ったが、実際に市民は投票に行ったのだろうか。
はまれぽのアンケートでは約8割が「投票する」だったが・・・(クリックして拡大)
市民の声を聴くため、投開票翌日の4月13日(月)、JR桜木町駅から関内駅にかけて20~80代の男女30人に聞いた。その結果、投票に「行った」が8人に対し「行かなかった」が22人という結果になった。
8割弱が「行かなかった」という結果に
実際に「行った」人に話を聞いたところ、かつて会社経営をしていたという70代男性は「自分のような元気な高齢者が活躍できる場を作るのと同時に、国内でも有数の観光地である横浜の魅力を生かした観光や経済にも力を入れてほしい」と答えてくれた。
「高齢者が安全安心に暮らせる政治を」という男性
一方で「行った」人の中でも「国政は興味があるが、市政・県政だとピンとこない(70代男性)」「義務だから選挙に行くけれど、候補者には何も期待していない(60代女性)」という人が多く見受けられた。
これは「行かなかった」人たちの「候補者の誰にも何も期待できない(30代女性)」「特に応援したいと思える魅力がある人がいない(20代女性)」という考えに近い反応だった。
取材を終えて
投票に行ったからすぐに何かが変わるということはないだろう。しかし、投票に行かなければ何も変わらない。
全般的に投票率が低かった今回の統一地方選挙だが、選ばれた首長や議員は一票ごとに有権者の思いが詰まっているということを意識して県政・市政に望んでほしい。
―終わり―
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笹かま太郎さん
2015年04月14日 10時18分
選挙権が18歳になりますから一人一人が今少し自分とのかかわりを考えていく事は大切だ 独裁政権下での紛争が世界で起きていることから考えて、個人の自由が拘束されていることから起きている戦争がいかに惨めかを考えてください 大切な事は議員のレベルが低いことが大きな原因ですから関心が高まれば今よりましな方が出てきますかな
セーフティーファーストさん
2015年04月13日 22時29分
選挙結果は別にして、今日の選挙権というのは当たり前ですが「ひとりひとりの意志で自由に投票できる」すばらしい権利なんです。中国や北朝鮮みたいは一部の人だけ投票できる完全な出来レース、先般騒動になった香港がいい例です。武器で支配しようとしているの典型的な例はイスラム国です。自らの権利を放棄している人が多過ぎると思います。
ゆたかさん
2015年04月13日 17時35分
投票率が低いというけれど、前回の横浜市長選に比べれば雲泥の差でしょう?