大さん橋ホールで発生、集団熱中症事件の状況は?
ココがキニナル!
大さん橋で開催された、上地雄輔さん著書の発売記念イベントでたくさんの人が熱中症で倒れたみたいですが、その状況を教えてくれませんか?
はまれぽ調査結果!
主催者・運営者ともに対応が悪く、少なくとも36人が熱中症で運ばれた。
ライター:はまれぽ編集部
8月10日14時50分ごろ、横浜市中区海岸通の大さん橋ホールで開催されたタレントの上地雄輔さん(32)のイベント会場周辺で、吐き気など熱中症とみられる症状で倒れるファンが相次ぎ、少なくとも女性36人が病院に搬送された。なお、7人は入院が必要と診断され、29人は軽症だという。
上地さん出版記念イベントにて事件が発生した
同イベントは上地雄輔さんが神児遊助名義で綴ったメッセージフォトブック「KY」(KKワニブックス社)の発売記念というもの。本を購入してくれた来場者には上地さんとハイタッチができ、イベント後には野外にて人文字で「KY」を形成し記念撮影をするというイベントだったようだ。
当日は想定していた1400人を遥かに超える3000人のファンが集まったという。
そこで、主催者やイベント運営サイドなどに事実確認をすべく、現地へ向かった。
現地では熱中症患者が次々と運ばれていく
18時30分過ぎに現地へ到着すると、大さん橋周辺にはテレビ中継車やマスコミ関係車両が路上に列を連ね、熱中症患者は次々と救急車で運ばれていく。
現地にはマスコミ各社の中継車が並び、重々しい雰囲気
熱中症患者が救急車で運ばれていく
当日の様子をファンの子たちに話を伺ったところ、誰もが口を揃えて「イベントスタッフの対応が酷過ぎる」という。
熱中症で倒れているファンに対して対処が遅く、まるで倒れた人たちが悪いというような扱いだったとのこと。
また、割り込みを平然と行うファンに対して、見て見ぬフリをしていたらしい。
その件に関してスタッフに抗議をしても、「私は雑務なんで」と、まるで仕事を放棄しているような印象を受けたという。
イベントスタッフの対応に憤りを隠せないファン
上地さんのファンと思われる女性たちはイベントスタッフに詰め寄り、イベントの運営や対応の悪さに対して憤慨していた。
ファン層は中高生の女性が多く、中には子連れの母親の姿がちらほら見受けられた。