ごった煮感が楽しい町並み。はま旅Vol.27「日ノ出町編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第27回は、歴史ある町並みも残しつつ変化し続ける街、日ノ出町駅。初めての体験も…。
ライター:吉田 けんたろう
ごった煮感が楽しい街並み
横浜駅で京急線に乗りかえ、降り立った日ノ出町駅。
この駅、駅舎に駅名を刻んだ看板が見当たらない…。
こっちか、あっちかと探すこと数分。駅の東側、パチンコ店の前でようやく発見した。
本気で5分くらい探してしまった
日ノ出町駅は、桜木町駅や関内駅から徒歩圏内。
記者は京急線を利用して下車したのは初めてだった。
なかにはそんな人も多いのではないだろうか。
まずは街をぶらりと歩いてみることに。
駅前の薬局に謎のシャッターアート
インパクトのある表情と色使い。向かって右側には“ROCCO”とアーティストのロコ・サトシさんと思われるサイン。はてさて、このキャラクターは一体なんなのだろうか!?
それは後ほど判明することに…。
ここにもシャッターアート
外国人風のマネキンがニッカポッカをまとう、シュールなディスプレー
美空ひばり記念像
寿司店の向かいにあるJRA(ウインズ横浜)は、美空ひばりさんが活躍した横浜国際劇場があった場所。
銅像は彼女の命日の年、かつて馴染みにしていた寿司店の前に建造された。
文化的な雰囲気が漂うかと思えば、こんな“名所”も。
以前の記事にもあった 怪しい映画館もすぐ近く | 映画館の向かいにはこんなハコも |
桜の名所でもある大岡川沿いは「日ノ出さくら道」とネーミングされている
あれ!?
大岡川沿いの横浜日之出町郵便局の脇に突然現れたこのオブジェ。
よく見るとあのシャッターのキャラクターではないか!
その名も「お笑い大明神」。なんともやんごとなきネーミングである。
横にある立て札を要約すると、頭の7つのとんがりにはそれぞれ安全福、健康福、お笑い福などの願いがこもっており、町のシンボルとして可愛がってほしいという。確かに表情は愛らしく、見ているだけでちょっと癒される…。彼こそ、横浜ゆるキャラ図鑑に加えられるべきゆるキャラだろう。
ネーミングは全国からの公募で決まったそう