新羽車両基地で行われた「はまりんフェスタ2016」をレポート!
ココがキニナル!
10月29日に地下鉄新羽車両基地で行われるはまりんフェスタin新羽の取材をお願いします(浅間町9-4532さん)
はまれぽ調査結果!
9月に運行を終了した定期観光バス「横濱ベイサイドライン」の1日限定運行や、お宝グッズ販売などが行われ、1万3000人が楽しんだ
ライター:田中 大輔
横浜市交通局の年に一度の大イベント「はまりんフェスタ」が、2016(平成28)年10月29日、横浜市港北区北新横浜の新羽車両基地で開催された。
今回で5回目!
元々は、お父さんやお母さん、旦那さんや奥さんがどんな仕事をしているか知ってもらおう、と職員の家族向けに始まったもの。
それが今では、日ごろ市営交通を利用している人たちへの感謝の場として、「お客様感謝祭」と銘打った一大イベントにまで成長したというわけだ。
今年もイベント盛りだくさん
新羽車両基地での開催は2014(平成26)年以来、2年ぶり。
最寄駅の北新横浜駅では、家族連れを中心とした多くの人がブルーラインを降り、歩行者の中からは「北新横浜とは思えない」というつぶやきが聞こえるほどの人手。午前10時の開場とともに、多くの来場者が普段は入ることのできない車両基地へと足を踏み入れた。
地下鉄やバスの車両も惜しげもなく展示
昨年の会場となった川和車両基地に比べて広く、1階と2階に分かれている。そのどちらでもさまざまなイベントが所せましと催されていて、場内はお祭りムード一色といった雰囲気だ。
こちらが会場となった新羽車両基地の外観。2階建て
会場内には多くの人が訪れ、歩くのが困難な場所も
昨年も人気だったレール切断ショーは今年も健在。
「でんでんむし」と呼ばれる特殊なカッターで頑丈なレールを切るシーンを見ることができる。当日は4回のショーが行われ、毎回黒山の人だかりができていた。
火花を散らしながら、レールに刃を食い込ませていく
この回で切断を披露した作業員さんは、このときが初めての切断作業。練習などもなかったそうで、まるっきりの初体験だったそうだ。ギャラリーからの「頑張れー!」の声に応えるように、無事に大役を果たしていた。
また、こちらもおなじみの「バス・地下鉄物品販売」。使われなくなった“お宝”を放出する、マニア垂涎の催しだ。
交通局イベントの名物的なこの光景
今回は人気商品の方向幕(バスの行き先表示の幕)は出品されておらず、目玉はバス停のプレートだったとのこと。分かる人にしか分からない価値があるようで、バス好きのお客さんは目を輝かせながら商品選びに夢中の様子だった。
ほかにも、線路の点検作業を体験できる「線路を体験してみよう!」や、重さ12トンの市営バスを30人で引っ張る「バスと綱引き」、小さな市営バスを運転できる「ミニバスサーキット」などが行われ、親子連れを中心に長蛇の列ができたり、整理券があっという間になくなったりしていた。
ボルトをトンカチでたたいて、緩みがないかチェック
12トンを相手に全力で引っ張る!
お父さんと一緒にミニバスの運転手さんに