横浜・川崎を舞台にした漫画『恋は雨上がりのように』。登場するスポットから物語を読み解く

ココがキニナル!
先日「恋は雨上がりのように」というアニメを見ていたら、桜木町や日吉といった地名や、日吉公園にそっくりな公園がでてきました。横浜や日吉辺りがモデルになっているのでしょうか?(ぴろさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
横浜市や川崎市を舞台にした漫画作品が原作。実際に登場した場所を巡れば、主人公の気持ちが読み解けるかも
ライター:はまれぽ編集部
	皆さん、恋してますか?
	
	「してるわけねえだろ」と思ったあなたは、この作品が心に刺さる可能性アリかもしれない。
	 
	
	現在アニメが放送中(公式サイトより引用)
	 
	『恋は雨上がりのように』(眉月じゅん)は、45歳のしがないファミレス店長に恋をした17歳の女子高生・橘あきらが主人公の漫画作品。作者が横浜出身ということもあり、劇中でデートに訪れる市街地などで、見慣れた場面が頻出する。
	
	2018(平成30)年1月からはアニメ放送が開始し、横浜市とタイアップした聖地巡礼キャンペーンも行われている。
	 
	
	みなとみらい周辺のデートスポットを巡るタイアップイベント
	 
	正直、当初は絵柄とタイトルから「少女漫画?」と思ったのだが、掲載紙は男性向けだし、宝島社の「このマンガがすごい!2016(オトコ編)」で4位を獲得している。出版社によれば、男性からも女性からも人気を博しているようだ。
	
	あくまでも主人公は女子高生のあきら。普段はクールな雰囲気だが、バイト先の店長である近藤正己(こんどう・まさみ)に対する恋心の切なさやまっすぐな思いをこれでもかと表現する。
	一方、思いを寄せられる近藤は、夢破れて何の価値もないはずの自分への視線に戸惑いながらも、若さへの郷愁にも駆られる。二人の感情が丁寧に描かれた心理描写が、この作品の魅力だ。
	 
	
	大人になってしまった視聴者(筆者)へのダメージも大きい
	 
	二人が辿る恋の姿は決して甘いだけではなく、二人の道行には葛藤や切なさが満ちている。
	
	横浜が舞台! ということで視聴をはじめ、作品にドはまりした筆者。劇中に登場した場所を巡りながら、その魅力を振り返ってみたいと思う。
	
	多少のネタバレを含むので、興味のある方は先に作品に触れることをお勧めしたい。
	
	
	
	
	 




