横浜で色とりどりの「秋桜」が見れる場所はどこ?
ココがキニナル!
そろそろ夏い暑も終わり「秋」。色とりどりの「秋桜」が咲き始める頃。はてここ横浜に「秋桜畑」の見所はあるのだろうか。(yamaさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
コスモスを見るなら氷取沢農業専用地区と追分市民の森がおすすめ。台風の影響で咲きが遅れているので、これからが見頃です。
ライター:吉川 ゆこ
	「秋桜」、別名「コスモス」。
	秋桜と書くぐらいなので、コスモスは秋を象徴する花だ。
	
	早速、コスモスの名所が横浜市内にあるのかどうか、インターネットで検索してみる。
	すると横浜市環境創造局のサイトに遭遇した。そこにはコスモスだけでなく、横浜市の花の名所の紹介がされている。
	
	さっそく問い合わせてみたところ、サイトでも紹介されているように横浜市内でコスモスがたくさん咲くのは磯子区の氷取沢(ひとりざわ)農業専用地区と、旭区の追分市民の森の2ヶ所。これ以外におすすめの場所はないそうだ。
	
	どれくらい咲いているのかこの目で確かめようと、さわやかな秋風のなか出かけた。
	 
	
	
	いやはや秋ですなぁ…
	
	
	
	氷取沢農業専用地区
	
	農業専用地区は、都市農業の確立と都市環境を守るために横浜市が管理する土地のこと。
	契約農家の皆さんが農作物を育てているようだ。
	
	横浜市の27区ある農業専用地区の中でも、氷取沢にある農業専用地区は知る人ぞ知るコスモス名所らしい。
	磯子区の花でもあるコスモスが道路沿い約400mの距離に咲くようだが……。
	 
	
	笹下釜利谷道路の氷取沢交差点付近から横道に入っていく
	
	観光地ではないので駐車場もない。そのため、私は京浜急行線上大岡駅から氷取沢・磯子台団地循環上大岡駅行きバスに乗り込んだ。ゆらゆら20分以上揺られて、氷取沢バス停で下車。
	
	ウォーキング中らしきダンディなおじさまに聞いたところ、「この道はコスモス街道と呼ばれるくらい毎年すごいですよ~、ここら辺では自慢できるコスモスの名所だから、あなたも見に行ってみて。だけど今年は台風の影響を受けちゃって本当なら今頃は満開なんだけど」と教えてくださるも、風のようにさっと健脚で去っていってしまった。
	 
	
	
	住宅の中をぐんぐん進むと急に視界が開けて緑が見えてきた!
	
	うわ~、やっぱり台風でコスモスが斜めに傾いている!
	
	畑を挟んでまっすぐ伸びる道路の両脇にコスモスが植えてあるのだか、かわいそうにみんな斜め。
	それでもちらほらと花がひらいている。8割はつぼみ(10月4日現在)か。
	 
	
	
	お互い寄りかかり、健気に咲いている
	
	だけどこれだけの距離にコスモスが満開になったら、そりゃコスモス街道だわ。
	畑の中で群生しているところもあるが、氷取沢の魅力はコスモスを愛でながら散歩を楽しめること。
	
	農業地区の端まで歩いていくと、そこから氷取沢市民の森の遊歩道につながっていく。
	秋の休日を満喫するにはぴったりだ。
	 
	
	
	円海山の裾野に広がる緑豊かな地域。そのなかに農業地区がある
	
	10月中旬から後半にかけて、見事な景色が楽しめるに違いない。
	どんな様子かを知りたくて、昨年の写真を横浜市環境創造局からお借りした。参考までにどうぞ!
	 
	
	
	端から端まで歩くとけっこうな距離
	 
	
	ビニールハウスの脇に群生も見られる
	
	
	
	 




