本日オープン、競馬も見られる「マーケットスクエア川崎イースト」とは?
ココがキニナル!
2016年2月18日(木)にオープンする「マーケットスクエア川崎イースト」がキニナル!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
競馬場の脇にある「マーケットスクエア川崎イースト」は、気取らない普段使いのショップがそろっていて、使い勝手のよさそうな商業施設だった。
ライター:吉澤 由美子
川崎競馬場が怪獣酒場にジャックされたとき「川崎競馬場3号スタンド」跡地で工事が行われており、商業施設ができることを教えていただいた。
その商業施設が、2016年2月18日(木)にオープンする。
川崎競馬場3号スタンド跡地にできた「マーケットスクエア川崎イースト」
オープン前々日の16日(火)に内覧会が行われたので、一足お先にその商業施設の内容をお届け。
アクセスと概要
新商業施設の名称は「マーケットスクエア川崎イースト」。競馬場コースの脇に商業施設が誕生するのは日本初らしい。
競馬場の横に商業施設(Googlemapより)
建物のある場所は、川崎競馬場3号スタンドの跡地。とはいっても、川崎競馬場から直接出入りできるわけではなく、国道409号線沿いに入り口がある。
京急大師線「港町」駅からも徒歩2分。徒歩と車、どちらでもアクセスしやすい場所だ。
メインエントランス
建物や駐車場は、一般的な郊外型ショッピングモールの雰囲気と変わらない。駐車場が上階部分にあるので、そこから眺める景色はなかなかの見もの。
ところで、「川崎競馬場って、公設なんだし神奈川県とか川崎市の持ち物じゃないの?」と思ってしまうが、実は土地や施設の持ち主は「株式会社よみうりランド」。株式会社よみうりランドは遊園地のイメージが強いが、川崎競馬場の運営からスタートした会社なのだ。
競馬場から見た「マーケットスクエア川崎イースト」
「マーケットスクエア川崎イースト」は、株式会社よみうりランドから東急不動産株式会社がプロジェクトマネジメント業務を受託し、開発を進めてきた施設。
「マーケットスクエア」ブランドは、「まちづくり」 を目指す東急不動産の商業施設事業の中で、スーパーマーケットや量販店など、大型専門店を集積した「パワーセンター型商業施設」と位置付けられているとか。
建物の規模は、地上5階建てで、延床面積は、約3万264 平方メートル(横浜スタジアム約1.15倍)。1階から3階には全27店舗が入居し、4階・5階と屋上が駐車場になっており、440台の駐車スペースがある。
川崎駅寄りに「食品館あおば」へ直接入ることができる入口も
「マーケットスクエア川崎イースト」は1階の「食品館あおば」、2階の「ニトリ」、3階の「しまむら・アベイル・バースデイ」を各フロアの中核テナントと位置付けで構成されている。
1階にあった店内案内図
このうち「ファッションセンターしまむら」「カジュアル&シューズ アベイル」「ベビー・子供用品 バースデイ」は、3月9日(水)にオープンするとのこと。
施設の概略が分かったところで、さっそく中を見て行こう。
1階から3階の様子
1階には、「食品館あおば」につながる入口があり、港町駅入り口交差点近くにメーンエントランスがある。
メーンエントランスを入ると、目の前にあったのはアイスクリームスイーツショップ「アイス・デ・ライオン」。「ミスタードーナツ」を展開しているダスキンがはじめた新事業だ。
「アイス・デ・ライオン」
アイス・デ・ライオンは、ポン・デ・ライオンそっくり!
この「アイス・デ・ライオン」は、「ミスタードーナツ」と併設した店はあるが、単独での出店はこちらが初めて。店長さんによると「世界初出店」だそう。
店内で焼き上げたパイにフルーツや手作りソースをかけてアイスクリームを乗せた「アイスパイ(各520円)」はここでしか食べられない。
「アイスパイをぜひ!」スタッフの加藤さん(左)、小宮さん
またプレーン味のアイスクリーム(260円~)も、同店だけで提供しているそうなので、限定スイーツ好きは要チェック。
手前に並ぶ具のないプレーン味のアイスはここだけの限定
メーンエントランス右手には、子どものためのアミューズメント施設「nico ground(ニコ グラウンド)」と「NIKOPA」。
「nico ground」は身長130cmまでの子ども限定
川崎初のダンボール遊園地が併設されていて、大きな滑り台やボールプールなどがある。
ダンボールは、安全でぬくもりがあり、エコな素材ということから選ばれた
その向こうには、「すたみな太郎」があった。
「すたみな太郎」
焼肉・寿司・デザートなど最大130種類以上が食べ放題
自分でクレープ・綿菓子・ソフトクリーム・ラーメンなどを手作りできる
食べ放題にアミューズメント要素を加えたファミリー向けのラインアップだ。
「ソフトクリームでコーンを提供しているのはここだけです!」と店長さん
目の前には「はま寿司」
こちらの売りは5種のしょうゆがそろっていること。テーブルに濃口、出汁醤油、甘目の九州醤油などが並ぶそう。
「オープン時のみの限定メニューがおすすめ」と店長さん
奥まった場所にあったのは「保険テラス」「リサイクルマート」「ポニークリーニング」。
奥まった3店舗は、サブエントランスや授乳室、トイレの近く
エントランスまで戻って、「食品館あおば」の方に向かうと、ラーメンの「幸楽苑」、マッサージの「りらく」、そしてドラッグストアの「マツモトキヨシ」がある。エスカレーターの脇には宝くじ売り場や靴修理の「靴専科」があって、セブン銀行のATMもあった。
「マツモトキヨシ」
川崎駅寄りの大きなスペースを占めている「食品館あおば」は、商品搬入中。神奈川を中心に展開しているスーパーマーケットで、野菜や果物が充実していてリーズナブルなのが特徴だ。
搬入中の「食品館あおば」