作家にちなんだメニューがある本牧間門の「文豪カフェ」に突撃!
ココがキニナル!
本牧に文豪カフェがオープンしました。本牧はかつて山本周五郎が住み、書いた場所です。文豪の名前がついたコーヒー等のレポートお願いします。(もまさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
本牧「Hallo! Café」で2016年11月から始まった企画「文豪カフェ」には、本牧にゆかりある作家をモチーフとしたカフェメニューやマップがある
ライター:山崎 島
皆さまはどんな作家さんや本がお好きですか? ライター・山崎の心のバイブルは『高校生のための批評入門』。高校生って・・・しかも入門ってお前いくつだよ、って感じですがとても勉強になる本で、高校時代からことあるごとに読み返し、泣きすぎて吐きそうになったりしています。
今回は、本牧に文豪カフェなる場所があるそうで、愛読書は『ノルウェイの森』という編集部・小島と出かけて参りました。
あれよあれよと文豪カフェ
そのカフェは、JR根岸駅からバスで約10分のところにある。ちなみに三渓園からも近く徒歩10分ほど。
根岸駅のバス1番乗り場から本牧車庫行に乗り、「三の谷」バス停で下車(Googlemapより)
バスを降りて、ちょっときょろきょろすると目が留まる黄色い建物が・・・
今回取材する文豪カフェの「Hello! Café」。外観から入りやすさがにじみ出ている
うららかな春先の午後、本牧の可愛らしいカフェには、ほっと一息入れて、午後のひと時を楽しむ奥様やお勤めの方がいらっしゃるに違いない。にも関わらず・・・
おい、ちょっとまて
小島あんた何してんだよ。なにそれ大仏? 小島いわく「横浜の作家と言えば大佛次郎(おさらぎ・じろう)さんじゃないですか!?」と・・・なんでも、大佛次郎さんの名前を「だいぶつ」と読み間違えてる体だそうです。
自分は大仏を「かぶる」だけだが、そのおかげで私がいろいろ迷惑を「かぶる」ことになるのを、小島は分かっているんだろうか。いい加減にしてほしい。
店内は天井が高く、木と漆喰の温かさを感じられる
雰囲気ある店内
まるで古い船の中にいるような、とても落ち着くセンスの良いナチュラルな空間。お客さんたちも洗礼された雰囲気の女性が多く、コジマてめえ・・・!! 恥ずかしいじゃねぇか!
「お世話になっております。私はまれぽ編集部・小島と申します」
普通、苦笑されるか黙殺されるこの状況を、優しく笑って迎えてくれたのは、ご店主の吉岡幸恵(よしおか・ゆきえ)さん。しかも「私もかぶりたーい!」との反応が。
ノリノリ
初めてだ、このリアクションは!! 周りのお客さんたちも「あらあ、大仏じゃなーい」とかなり好意的。そんな、ぱっかーん明るい幸恵さんと旦那さんのお二人で切り盛りする「Hello! Café」。いったいどんなお店なのだろうか、そして文豪カフェとは一体?