みなとみらい21新港地区に新しく開業する「横浜ハンマーヘッド」をレポート!【前編】
ココがキニナル!
横浜ハンマーヘッドが10月31日開業するようです。大さん橋との棲み分けや開業日の様子などのレポートをお願いします。(カナさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
ヨコハマ ウミエキをコンセプトにしている横浜ハンマーヘッドは、周辺施設から徒歩圏内で、陸からも海からも多くの観光客が訪れる、新たな海の玄関口になりそうだ。
ライター:はまれぽ編集部
2019年10月31日に開業する、「横浜ハンマーヘッド」の内覧会が25日に開かれた。
みなとみらいの新港地区にできる「横浜ハンマーヘッド」は、大型客船ターミナルを中核とし、商業施設やホテルを併設した複合型施設で、1914(大正3)年に作られた歴史あるハンマーヘッドクレーンをシンボルにした、海からも陸からも絶大な観光効果をもたらすこと間違いなしの注目スポットだ。
2018(平成30)年6月に「ヨコハマ・ハンマーヘッド・プロジェクト」という名で着工が始まり、いよいよ完成となった横浜ハンマーヘッドだが、これに合わせて、みなとみらい21新港地区・大さん橋客船ターミナルと桜木町駅を結ぶ「ピアライン」というバス路線も新設された。
ハンマーヘッド着工当時の様子はこちら
今回の前編では、「横浜ハンマーヘッド」の商業ゾーンの2階部分と、「ピアライン」について紹介していく。これが「横浜ハンマーヘッド」!
「横浜ハンマーヘッド」は、みなとみらい線みなとみらい駅から徒歩で13分ほど。
カップヌードルミュージアム入口を新港パーク側に曲がり、海沿いを歩いていくとハンマーヘッドクレーンと共に施設が見えてくる。
「横浜赤レンガ倉庫」や「マリン&ウォーク ヨコハマ」など周辺施設からも徒歩圏内
取材日はあいにくの雨だったが、晴れた日のハンマーヘッドはこのように見える。
「ヨコハマ ウミエキ」がコンセプト(後日撮影)
3方向を海に囲まれているという、いかにも港街らしい、また希少性の高い立地だ。
街と陸、海、空をつなぐ「海の駅」をコンセプトに、港街全体のさらなる発展を目指している。
施設の名前になっている「ハンマーヘッド」とは、施設の突起部分にある「ハンマーヘッドクレーン」に由来している。
1917年から新港ふ頭で横浜の貿易を支えてきた「ハンマーヘッドクレーン」
施設のロゴマークも「ハンマーヘッドクレーン」
横浜ハンマーヘッドは、「客船ターミナル」「商業施設」「ホテル」が一体になった複合型施設だ。施設の開発は、横浜市と地元企業8社が公民連携しおこなっている。
体験型の商業ゾーン
商業ゾーンは、1階の一部と2階にあり、「食」をテーマにした体験・体感型の施設で、新事業や全国初出店を含めた25店舗が入居している。
案内を見ているだけでワクワクする!
1階と2階をつなぐダイナミックな吹き抜け空間には、海をテーマにしたアートオブジェが設置されている。
港の倉庫をリノベーションしたかのような空間
1階は客船ターミナルの乗降船の手続きを行う、CIQホールと隣接しており、客船が停泊していない時はイベントを行う会場にもなる。CIQとは税関による、手荷物検査(Customs)、出入国審査(immigration)、動植物検疫(Quarantine)のこと。
乗降船後の手続きやイベント会場になるCIQホール
CIQホールから商業ゾーンへ入る道に「横浜にようこそ」の文字
「ハンマーヘッドクレーン」のかわいい模型も展示され
外貨両替機も!さすが海外と繋がる「海の駅」
1階には、外国からの観光客を出迎える設備が整っており、横浜の新たな玄関口になりそうだ。